現場マスター

空気比の計算

排ガス中の酸素濃度から空気比を求め、省エネ法の判断基準の値と比べます。

空気比と判断基準の値

排ガス中の酸素濃度

乾き燃焼排ガス中の酸素濃度(容積 %)を入力します。ばい煙等の測定結果や、メンテナンスの報告書の「排ガス分析」欄・「排ガス組成」欄の O₂ の値です。

表の値は、定期検査後、安定した状態で、一定の負荷で燃焼を行うとき、ボイラーの出口において測定される空気比について定めたものです(備考1)。

ボイラーの区分

一般用ボイラーは、労働安全衛生法施行令第1条第3号に規定するボイラーのうち、同条第4号に規定する小型ボイラーを除いたものです(注2)。

一般用ボイラーは、蒸発量で4つに分かれます(毎時30トン以上・10トン以上30トン未満・5トン以上10トン未満・5トン未満)。

小型貫流ボイラーは、労働安全衛生法施行令第1条第4号ホに規定する小型ボイラーのうち、大気汚染防止法施行令別表第1(第2条関係)第1項に規定するボイラーに該当するものです(注3)。

電気事業用は、電気事業者(電気事業法第2条第1項第17号)が発電のために設置するものです(注1)。

負荷率は、発電のために設置されたものはタービン負荷率、その他のものはボイラー負荷率です(備考2)。表の負荷率は、一般用ボイラー 50~100 %、小型貫流ボイラー 100 %、電気事業用 75~100 % です。

燃料

複数の種類の燃料を混焼するボイラーは、混焼率(発熱量ベース)の高い燃料の値を使います(備考5)。

固体燃料の固定床ボイラーのうち微粉炭焚きのものは、基準空気比が電気事業用 1.15~1.3、その他(蒸発量が毎時30トン以上のもの及び10トン以上30トン未満のものに限る)1.2~1.3 です(備考4)。

設置後に燃料転換のための改造を行ったもの、木屑・木皮・スラッジその他の産業廃棄物と燃料を混焼するもの、黒液や廃タイヤを燃焼するもの、廃熱を利用するもの、水以外の熱媒体を使用するものなどには、基準空気比の値を当てはめません(備考6)。

排ガス中の酸素濃度を入力すると、空気比を表示します。

計算の内訳