説明

溶接エルボ(ロングエルボ)の芯引き

突合せ溶接のロングエルボの芯引きを、式と呼び径ごとの例で説明します。

突合せ溶接のロングエルボは、曲げ半径 R から芯引きを式で出します。管は差し込まないので、受口深さの代わりにルート間隔(既定 2mm)のぶん短くなります。

R = 1.5 × 呼び径[インチ]× 25.4mm (15A〜25A は 38.1mm) 90°エルボの芯引き = R 45°エルボの芯引き = R × tan22.5°
呼び径90°の芯引き(mm)45°の芯引き(mm)
50A(2B)76.231.6
80A(3B)114.347.3
100A(4B)152.463.1
150A(6B)228.694.7
200A(8B)304.8126.3

R は外径の 1.5 倍ではありません。150A なら 228.6mm で、外径 168.3mm から出すと 252.45mm になり、90°エルボ2つで切寸法が 47.7mm 短く出ます。例: 溶接(突合せ) 150A / 90°エルボ × 2・芯々 1000mm なら切寸法は 539mm です。

45°の芯引きは JIS と ASME で同じではありません(50A で JIS 31.6mm・ASME 35.1mm)。この計算は JIS の値で出します。iPhone アプリでは、継手の表を ASME・PVC DWV(北米)に切り替えたり、インチ(1/16 の分数)で使ったりもできます。

出典

切寸法を計算する