芯引きの意味と、芯々から切寸法を出す式を、図と例で説明します。
芯引きは、継手の芯(中心)から受口の奥(管の端が当たる所)までの長さです。芯々(継手の中心から中心まで)の寸法から両端の芯引きを引くと、管を切る長さ(切寸法)になります。芯引きは現場の言い方で、規格の表では Z(寸法取り長さ)と書かれています。
切寸法 = 芯々 − 芯引き① − 芯引き②
継手の奥から測ったとき: 切寸法 = 測った寸法
溶接(突合せ)はどちらも、
さらにルート間隔 × 2 を引く
例: DV(排水塩ビ) 50 / 45°エルボ × 2・芯々 500mm なら、芯引き 18mm × 2・受口深さ 25mm × 2 で、500 − 18 − 18 = 464mm です。受口の奥から奥まで 464mm と測ったなら、そのまま 464mm で切ります。
切寸法は 1mm 単位で切り上げます。短く切った管は捨てるしかなく、長ければ詰められるからです。
出典
- JIS K 6739(DV) / 積水化学 DV継手承認図 2020.7.31