説明

芯引き(芯引き寸法)とは

芯引きの意味と、芯々から切寸法を出す式を、図と例で説明します。

芯引きは、継手の芯(中心)から受口の奥(管の端が当たる所)までの長さです。芯々(継手の中心から中心まで)の寸法から両端の芯引きを引くと、管を切る長さ(切寸法)になります。芯引きは現場の言い方で、規格の表では Z(寸法取り長さ)と書かれています。

芯々・芯引き・切寸法の関係(90°エルボ2つの間に直管を渡した図。概略図) 芯々 受口深さ 芯引き 切寸法(管を切る長さ) 芯引き 継手① 継手②
概略図です(縮尺どおりではありません)。管は受口の奥まで入るので、受口深さのぶんは継手の中に隠れます。
切寸法 = 芯々 − 芯引き① − 芯引き② 継手の奥から測ったとき: 切寸法 = 測った寸法 溶接(突合せ)はどちらも、 さらにルート間隔 × 2 を引く

例: DV(排水塩ビ) 50 / 45°エルボ × 2・芯々 500mm なら、芯引き 18mm × 2・受口深さ 25mm × 2 で、500 − 18 − 18 = 464mm です。受口の奥から奥まで 464mm と測ったなら、そのまま 464mm で切ります。

切寸法は 1mm 単位で切り上げます。短く切った管は捨てるしかなく、長ければ詰められるからです。

出典

切寸法を計算する