現場マスター

限界揚水量の計算

段階揚水試験の記録から両対数グラフと傾きを描き、適正揚水量を求めます。

段階揚水試験の計算

段ごとの揚水量と水位降下量(1行に1段)

段ごとの揚水量と水位降下量(1行に1段)

1行に1段ずつ、その段の揚水量 Q と、自然水位(揚水していない時の水位)から測った水位降下量 s を入力します。

水位降下量は、その段の水位が安定した時の動水位と、自然水位の差です。環境省のガイドラインの例(表1)では、自然水位 −50.2 m・1段目の水位 −69.1 m で、水位降下量は 18.9 m です。

段の数は、環境省のガイドラインと水道技術研究センターの解説が5段階以上、富山県の揚湯試験実施要領が4段階以上を基本としています。

揚水量を減らしていく順に試験した段も、試験の順のまま入力できます(グラフは揚水量の小さい順に結びます)。何も入力していない行は計算に使いません。

  1. 1段目

  2. 2段目

  3. 3段目

  4. 4段目

  5. 5段目

安全率 80%

段ごとの揚水量と水位降下量を入力すると、グラフと傾きを表示します。

詳しい設定

安全率

安全率

適正揚水量 = 限界揚水量 × 安全率。環境省のガイドラインは80%程度、富山県の揚湯試験実施要領は「限界揚湯量×0.8以下」としています。

水道技術研究センターの解説によると、水道施設設計指針(日本水道協会)は限界揚水量の70%以下、工業用水道施設設計指針・解説(日本工業用水協会)は80%を目安、簡易水道施設基準解説(全国簡易水道協議会)は渇水期の限界揚水量の50%を標準としています。

計算の内訳