ガス消費量と同時使用率、容器の標準ガス発生能力から、50kg 容器の設置本数を求めます。
LPガスの 50kg 容器の設置本数
建物
一般: 同時使用率を器具の数(と用途)で決める建物です。設置本数は、使用量に基づく本数と交換周期に基づく本数の大きい方です。
共同住宅: 同時使用率を戸数で決めます。式は 2〜69 戸の物で、交換周期に基づく本数は求めません(JAFMEC「共同住宅の場合には交換周期による算定方法はありません」)。
器具のガス消費量の合計
ガス器具ごとのガス消費量(kW)× 個数の合計です(同時使用率 100 % のときの値)。器具の消費量は、基準の値か製造者のカタログの値を使います。
一般の例(JAFMEC): 二口テーブルコンロ 4.48 kW × 3・グリル付三口テーブルコンロ 8.25 kW × 3・炊飯器 1.96 kW × 2・瞬間湯沸器 32 号 68.60 kW × 1 で 110.71 kW。
共同住宅は全戸の合計です(JAFMEC の例: 1 戸 50.64 kW × 14 戸 = 708.96 kW)。
最大ガス消費量 Q が分かっているときは、Q を入力して同時使用率を 100 % にします。
戸数
共同住宅の式は Q × 1.1 ÷ (K × 14) (2〜10 戸)、Q × 0.7 × 1.1 ÷ (K × 14) (11〜69 戸) です。
消費状況(ピーク時間)の推定(JAFMEC): 2 戸 1.0 h・3〜7 戸 1.5 h・8〜14 戸 2.0 h・15〜30 戸 3.0 h・31〜50 戸 4.0 h・51〜69 戸 5.0 h。標準ガス発生能力 K は、このピーク時間の値を選びます。
同時使用率 η
Q = ガス消費量の合計 × 同時使用率 η。
一般は器具の数と用途で、共同住宅は戸数で決まる値です(JAFMEC の例: 一般 9 個で 70 %・共同住宅 14 戸で 52 %)。
このアプリは 0 より大きく 100 % までの値を受け付けます。
標準ガス発生能力 K
容器1本から自然気化で発生できるガスの量(kg/h・本)です。外気温・ピーク時間・ガスの種類(い号 PP95% 以上・PP80% 以上)で変わるので、高圧ガス保安協会「LPガス設備設置基準及び取扱要領」などの表から選んで入力します。
資料の例(い号 PP95% 以上): 外気温 5 ℃・ピーク時間 1.5 hで 3.9 kg/h・本(JAFMEC の一般の例)・外気温 5 ℃・ピーク時間 2 hで 3.6 kg/h・本(JAFMEC の共同住宅の例)・気温 0 ℃・連続使用で 2.0 kg/h・本(三重県の記入例(高圧ガス保安協会の表から))。
JAFMEC の資料によると、設計基準の表は PP80% の数値で、PP95% 以上なら発生能力はより大きくなります。外気温は、設置する地域によって選びます。
ガス消費量・同時使用率・発生能力 K を入力すると、本数を計算します。
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