説明

設計CBRと必要TA(設計CBR ごとの TA の例)

設計CBR が大きいほど、必要等値換算厚 TA は小さくなります。

設計CBR とは

TA の式の CBR は、路床の設計 CBR です(技術基準 別表1 (3))。設計 CBR を求めるときの路床の厚さは 1 m を標準とします。ただし、その下面に生じる圧縮応力が十分小さいことが確かめられる場合は、この限りではありません(別表1 の注)。

設計CBR の求め方は道路管理者の基準によります。長野県の設計基準は、路盤の施工に先立ち CBR 試験で設計CBR を確認すること、CBR 試験の箇所数を道路延長上に 3 箇所以上とすること、設計CBR は「舗装設計便覧(第5章 アスファルト舗装の構造設計)」により算出することを決めています。このアプリは、CBR 試験の結果から設計CBR を求める計算はしません。

設計CBR が変わると TA はどれだけ変わるか

TA は CBR の 0.3 乗に反比例します。設計CBR が 2 倍になると、TA は 2 の 0.3 乗(約 1.23)で割った値、約 81% になります。舗装計画交通量 250 以上 1,000 未満(N 1,000,000 回)なら、設計CBR 3 の TA は 25.2 cm、設計CBR 6 では 20.5 cm です。

設計CBRCBR^0.3TA(cm)
21.23128.5
31.39025.2
41.51623.2
61.71220.5
81.86618.8
122.10716.7
202.45614.3

同じ舗装計画交通量でも、設計CBR が小さい路床では、舗装を厚くする必要があります。長野県の設計基準は、路床の設計CBR が 3 未満の場合は経済的な構築路床を設置し、3 以上の場合は構築路床を設置した方が経済的か、舗装した方が経済的かを検討して決めるとしています。また、凍上抑制層を設けるために 20 cm 以上の置換えを行った場合は、設計CBR の再計算を行うとしています。

出典

等値換算厚を計算する