説明

太陽光パネルの枚数と太陽電池容量(kW)の計算

パネルの出力と枚数から容量を求め、必要な枚数を逆算します。

太陽電池容量はパネルの公称最大出力の和

太陽光発電協会の表示ガイドラインは、システム出力値を「太陽電池モジュールの公称最大出力の和」とし、「太陽電池容量(単位は kW)」と書く、としています。公称最大出力は、AM1.5・放射照度 1,000 W/m²・モジュール温度 25 ℃ での値です。建築研究所の技術情報も、標準太陽電池アレイ出力が分からないときは、モジュール1枚当たりの出力の合計をシステム容量とします(住宅の省エネ計算では小数第2位までにします)。

太陽電池容量(kW)= パネル1枚の公称最大出力(W)× 枚数 ÷ 1,000

例: 400 W のパネル 13 枚なら 5.2 kW です。出力の違うパネルを混ぜるときは、それぞれの出力 × 枚数を合計した kW で入力します。

年間発電量から要る容量と枚数

年間の式を逆に解くと、目標の年間発電量に要る太陽電池容量が分かります。

PAS = EPY × GS ÷(HAY × K) 枚数 = PAS × 1,000 ÷ パネル1枚の出力(切り上げ)

例: 太陽光発電協会の表示ガイドラインが一般家庭の平均年間電力消費量とする 4,573 kWh/年 を、京都市の算出例の日射量(1日当たり 3.72 kWh/m²)と K 0.73 でまかなうには、4.61 kW 以上が要ります(1 kW 当たり 991 kWh/kW)。パネルの出力ごとの枚数は次のとおりです。

1枚の出力枚数太陽電池容量年間発電量
300 W16 枚4.8 kW4,758 kWh/年
350 W14 枚4.9 kW4,857 kWh/年
400 W12 枚4.8 kW4,758 kWh/年
450 W11 枚4.95 kW4,906 kWh/年

年間の発電量と消費量が同じでも、月ごとの発電量は季節で変わります(月ごとの画面で確かめられます)。

置く場所の広さ

環境省の算定シートは、結晶系シリコン太陽電池のモジュール面積を約 10 m²/kW とし、アレイを前後に並べるときは日陰を考えて約 20 m²/kW の設置場所が要る、積雪地域ではさらに雪の滑落スペースが要る、としています。

出典

年間発電量を計算する