「換算」と「合計」の2つの画面の、入力のしかたと計算結果の読み方です。
「換算」の画面
1つの種類の産業廃棄物について、体積(m³)から重さ(t)を、重さから体積を求めます。換算係数は、環境省の通知(平成18年12月27日)の別添2「産業廃棄物の体積から重量への換算係数(参考値)」の値です。
- 「産業廃棄物の種類」を選びます。かっこの中の数が換算係数(t/m³)です。コンクリートの破片は「がれき類」、木造解体材は「木くず」、廃石膏ボードは「ガラス・コンクリート・陶磁器くず」です(解体の廃棄物の種類)。
- 「換算の向き」で「体積 → 重さ」か「重さ → 体積」を選び、体積(m³)か重さ(t)を入力します。全角の数字や「1,200」のような3桁ごとのカンマも読みます。
- 重さ(または体積)が大きく表示され、その下に掛けた式が表示されます。使った換算係数が別添2のどの行かは「計算の内訳」にあります。
- 自社で求めた換算係数を使うときは、種類の一覧の最後の「係数を入力する(自社の値)」を選び、換算係数(t/m³)を入力します。
例: がれき類 10 m³ は 10 m³ × 1.48 t/m³ = 14.8 t です。
運ぶ台数(「詳しい設定」)
「詳しい設定」に車の最大積載量(t)を入力すると、運ぶ台数も表示します。最大積載量は車検証に記載されている値です。荷台やコンテナに積める体積(m³)も入力すると、荷台の容積 × 換算係数 と最大積載量の小さい方を、1台に積める重さにします。
例: がれき類 10 m³(14.8 t)を最大積載量 4 t の車で運ぶと、計算上は 4 台です(4 t ずつ 3 台と、最後の1台が 2.8 t)。台数の下には、重さが参考値からの推計であることと、最大積載量を超えないか計量で確認することの注意を表示します。台数は目安で、積んだ重さは自重計や計量で確かめます(運搬台数の計算)。
「合計」の画面
種類ごとの体積を1行ずつ入力すると、行ごとの重さと、重さの合計を表示します。「+ 行を追加」で行を増やし、要らない行は「消す」で削除します。同じ種類の行が2つあっても、別々に換算して合計します。
例: 東京都の作成マニュアルの例と同じく、廃プラスチック類 60 m³ と ガラス・コンクリート・陶磁器くず 30 m³ の2行を入力すると、重さの合計は 51 t です(マニフェストの報告書)。
表示の桁と入力の範囲
重さは小数第6位まで(第7位を四捨五入)、体積は小数第3位まで(第4位を四捨五入)表示し、末尾の 0 は書きません。入力できるのは 0 より大きい数で、体積は 10,000,000 m³、重さは 10,000,000 t、換算係数は 20 t/m³ までです。0 や負の数、数でない字は、計算せずに理由を表示します。