重さ(t)は、体積(m³)に換算係数(t/m³)を掛けて求めます。
計算式
換算係数は「1立方メートル当たりのトン数」です(別添2の註1)。体積から重さは掛け算、重さから体積は割り算です。東京都の作成マニュアルは、次の3つの式を示しています。
- 【重量】(t)=【体積】(m3)×【換算係数】(t/m3)
- 【重量】(t)=【重量】(kg)÷1,000
- 【重量】(t)=(【容積】(ℓ)÷1,000)×【換算係数】(t/㎥)
体積から重さの例
| 種類 | 体積(m³) | 換算係数(t/m³) | 重さ(t) |
|---|---|---|---|
| がれき類 | 10 | 1.48 | 14.8 |
| 木くず | 3 | 0.55 | 1.65 |
| 金属くず | 2 | 1.13 | 2.26 |
| 建設混合廃棄物 | 8 | 0.26 | 2.08 |
| 廃プラスチック類 | 60 | 0.35 | 21 |
| ガラス・コンクリート・陶磁器くず | 30 | 1.00 | 30 |
廃プラスチック類 60 m³ と ガラス・コンクリート・陶磁器くず 30 m³ は、東京都の作成マニュアルの例(60 ㎥ × 0.35 = 21t・30 ㎥ × 1.00 = 30t)と同じ数です。
重さから体積の例
| 種類 | 重さ(t) | 換算係数(t/m³) | 体積(m³) |
|---|---|---|---|
| 廃プラスチック類 | 2 | 0.35 | 5.714 |
| がれき類 | 10 | 1.48 | 6.757 |
| 木くず | 5.5 | 0.55 | 10 |
処分場で計量した重さから、運び出した体積の見当をつけるときなどに使います。割り切れないときは小数第4位を四捨五入して、小数第3位(1 L の桁)まで表示します。
L(リットル)と kg のとき
1 m³ は 1,000 L です。例: 廃油 200 L は 200 ÷ 1,000 = 0.2 m³、0.2 m³ × 0.90 t/m³ = 0.18 t です。計量票の 850 kg は 850 ÷ 1,000 = 0.85 t で、換算係数は使いません。
桁と丸め
東京都の作成マニュアルの Q15 は、交付等状況報告書の排出量(トン)について「小数点以下7桁以降がある場合は7桁目を四捨五入して6桁にしてください。」としています。1 g 未満の排出量は「0.000001t」と記入して差支えないともしています。このアプリも重さを小数第6位まで表示し、末尾の 0 は書きません(14.800000 t は 14.8 t)。
自社の換算係数の求め方
東京都の作成マニュアルと山梨県の表2は、自社で換算係数を算出できる場合は、その係数を使うとしています。換算係数は 1 m³ 当たりのトン数なので、計量した重さを、そのとき積んでいた体積で割ると求められます。
例: 木くずを 4 m³ 積んで計量したら 1.8 t だったとき、1.8 ÷ 4 = 0.45 t/m³(別添2の木くずは 0.55 t/m³)。「換算」の画面で「係数を入力する(自社の値)」を選び、0.45 と入力します。
よくある間違い
- 壊す前のコンクリートの体積に、がれき類の 1.48 を掛ける。別添2の値は、積載した廃棄物の体積に掛ける値です(註4)。図面の寸法から求めた体積の重さは 比重と換算係数の違い を見てください。
- 種類の違う廃棄物をまとめた体積に、1つの係数を掛ける。東京都の作成マニュアルは、その他混合廃棄物を種類ごとにあん分してから換算するとしています(「合計」の画面)。
- L と m³ を取り違える。200 L のドラム缶は 0.2 m³ です。