説明

天窓・縁側・バルコニーの採光補正係数

天窓は 3.0 倍、外側に縁側がある開口部は 0.7 倍、限度は 3.0 です。

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D と H から採光補正係数と有効採光面積、居室の 1/7 の判定

天窓は 3.0 倍

天窓は、号の式(イ・ロ・ハを当てた後)で求めた数値に 3.0 を乗じた数値が採光補正係数です(令第20条第2項)。ただし 3.0 を超えるときは 3.0 です。

例: 住居系の地域で D 1.0 m・H 3.0 m なら、算定値 0.600 × 3.0 = 1.80。D 1.5 m・H 3.0 m なら 1.600 × 3.0 = 4.800 なので 3.00 です。

外側に縁側がある開口部は 0.7 倍

開口部の外側に幅90センチメートル以上の縁側(ぬれ縁を除く)その他これに類するものがある開口部は、号の式で求めた数値に 0.7 を乗じます(令第20条第2項)。幅が90センチメートル未満の縁側と、ぬれ縁は、0.7 を乗じる対象に含まれません。

例: D 1.5 m・H 3.0 m なら 1.600 × 0.7 = 1.12 です。

限度 3.0 は最後に当てる

条文は、号の数値に天窓の 3.0 や縁側の 0.7 を乗じた数値を採光補正係数とし、そのうえで「採光補正係数が三・〇を超えるときは、三・〇を限度とする」としています。順番を逆にすると数が変わります。

例: 縁側がある開口部で算定値が 4.000 のとき、4.000 × 0.7 = 2.80 が採光補正係数です。先に 3.0 にしてから 0.7 を乗じると 2.10 になり、小さく見積もります。

上の階のバルコニー・ひさしがある窓

D と H は「開口部の直上にある建築物の各部分」ごとに測ります。開口部の直上垂直面から突出する部分も含むので、1階の窓の上に2階のバルコニーが張り出しているときは、バルコニーの先端も1つの部分です。半透明のひさしその他採光上支障のないひさしは除きます。部分が2つ以上あるときは、D/H の最も小さい値が採光関係比率です。

例: 1階の窓の上に、バルコニーの先端(D 1.5 m・H 1.8 m・D/H 0.833)と、屋根の軒先(D 2.4 m・H 4.6 m・D/H 0.521)があるとき、採光関係比率は小さい方の 0.521、採光補正係数は 1.73 です。この例では軒先の方が D/H が小さいので、バルコニーを入力しなくても同じ 1.73 になりますが、どちらが小さいかは寸法で変わります。部分ごとに入力して確かめます。

出典

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D と H から採光補正係数と有効採光面積、居室の 1/7 の判定