現場マスター

火気使用室の換気計算

器具の燃料消費量から、換気扇の必要な有効換気量 V=NKQ を求めます。

換気扇等の有効換気量 V

換気扇等を設ける所

換気扇等を設ける所

換気扇等を、排気口・排気筒・排気フードを有する排気筒・煙突のどこに設けるかで、V=NKQ の N が決まります(昭和45年建設省告示第1826号 第三)。

排気フードⅠ型は告示 第三 第四号イの(イ)の構造(高さ 1 m 以下・火源等を覆う・廃ガスを一様に捕集できる形)、Ⅱ型は(ロ)の構造(高さ 1 m 以下・火源等とその周囲を覆う・垂下り部分 5 cm 以上・集気部分の傾斜 10 度以上)です。

煙突の 2KQ は、煙突に換気扇等を設ける場合の式です。器具が煙突に直結し、正常な燃焼を確保するための給気機等があるときは、告示は「適当な数値」としています。

火を使用する器具(1台を1行に)

火を使用する器具(1台を1行に)

火を使用する設備又は器具を、1台ずつ1行に入力します。行ごとに K×Q(理論廃ガス量)を求めて合計し、N を掛けます。

Q は器具の実況に応じた燃料消費量です(告示の単位はキロワット又は1時間につきキログラム)。器具の銘板やメーカーの資料の値を使います。

理論廃ガス量 K は、都市ガス・LPガスが 1 kWh 当たり 0.93 m³(Q は kW)、灯油が 1 kg 当たり 12.1 m³(Q は kg/h)です(告示の別表)。LPガスの kg/h は発熱量 50.2 MJ/kg で kW に、灯油の kW は発熱量 43.1 MJ/kg で kg/h に換算します。

換気扇の有効換気量(任意)

選ぶ換気扇の有効換気量を入力すると、V 以上かを判定します。空欄なら判定しません。

告示は、換気扇等の有効換気量を V の数値以上とすることを求めています。

燃料と燃料消費量 Q を入力すると、V を計算します。

計算の内訳