説明

火気使用室の換気扇のよくある質問(器具が2台以上・湯沸器・IH・N の選び方)

器具が2台以上のとき・湯沸器・IH・N の選び方などの質問と回答です。

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器具の燃料消費量から換気扇の有効換気量 V=NKQ

よくある質問

器具が2台以上あるときは?

器具ごとに K×Q を求めて合計し、N を掛けます。燃料が違う器具が混ざっていても同じです。都市ガス 12 kW のコンロと灯油 0.5 kg/h のストーブなら、0.93 × 12 = 11.16 と 12.1 × 0.5 = 6.05 の合計 17.21 m³/h に 40 を掛けて、V = 688.4 m³/h です。

湯沸器や給湯器も Q に入れますか?

告示の Q は「火を使用する設備又は器具の実況に応じた燃料消費量」です。江戸川区の計算書の様式は、屋内に設置する開放式の湯沸器(小型5号湯沸器等)の分を V に加算し、密閉燃焼式は給排気筒の先端を屋外に開放する、としています。施行令第20条の3第1項第一号は、直接屋外から空気を取り入れ、廃ガスを直接屋外に排出する密閉式燃焼器具等だけを設けた室を、換気設備の決まりから除いています。

IH クッキングヒーターのときは?

V=NKQ は燃料を燃やす器具の理論廃ガス量から求める式で、電気の IH には K と Q がありません。富士工業の資料は、電化厨房機器には換気量の法規定が無いとしています。業務用の電化厨房については、日本エレクトロヒートセンターの指針(解説編)の図1-1 が、各排気フードの換気量を V=KQ(K=30 m³/kWh・Q は消費電力 kW)で求める算定基準を示しています。

レンジフードは N=30 ですか、20 ですか?

告示の(イ)の構造(Ⅰ型)なら 30、(ロ)の構造(Ⅱ型)なら 20 です。Ⅱ型は、火源等とその周囲(排気フードの高さの 1/2 以内の水平距離)を覆い、下部に 5 cm 以上の垂下り部分を持ち、集気部分が 10 度以上傾いている必要があります。江戸川区の様式は、レンジフード換気扇を N=30 としています。

V は四捨五入してよいですか?

告示は換気扇等の有効換気量を「計算した数値以上」とすることを求めています。四捨五入で小さくなると、その数の換気扇では足りないことがあります。このアプリは小数第2位を切り上げて表示します。V = 249.705 m³/h なら 249.8 m³/h と表示し、249.7 m³/h の換気扇は「V より小さい」と判定します。

40KQ・30KQ の K は 0.93 のことですか?

都市ガスと LPガス(プロパン主体)は K=0.93 m³/kWh(Q は kW)、灯油は K=12.1 m³/kg(Q は kg/h)です。どちらも告示の別表の値です。40 × 0.93 = 37.2 なので、都市ガスの器具なら V は Q(kW)の 37.2 倍、排気フードⅠ型なら 27.9 倍、Ⅱ型なら 18.6 倍です。

このアプリで計算しないものは?

換気扇等を設けない排気筒・煙突の有効断面積、給気口の有効開口面積、ダクトの圧力損失、24時間換気の換気量は計算しません。最後は設計者・審査機関の確認が必要です。

出典

このアプリで計算する

器具の燃料消費量から換気扇の有効換気量 V=NKQ