説明

重油換算の計算の使い方(燃料の種類と燃焼能力を入力)

燃料の種類と燃料の燃焼能力を、ボイラー1台につき1行ずつ入力します。

入力するもの

  1. 燃料の種類を「液体燃料(重油・灯油)」「気体燃料(都市ガスなど)」「LPガス・LNG(kg/h)」「固体燃料(石炭・木くず)」から選びます。液体燃料は重油・灯油・軽油など、気体燃料は都市ガスなど、固体燃料は石炭・木くず・木質ペレットなどです。
  2. 燃料の燃焼能力を入力します。単位は燃料の種類で決まり、液体燃料は L/h、気体燃料は m³N/h、LPガス・LNG と固体燃料は kg/h です。
  3. ボイラーが2台以上あるときは「+ ボイラーを追加」で行を追加し、1台を1行に入力します。要らない行は、その行の「消す」で消せます。

燃焼能力には、燃料を最大燃焼させることのできる値(バーナーの定格能力など)を使います。大阪府の届出のしおりも、原則としてバーナーの定格能力から重油の量に換算するとしています。

燃料の種類は「選んでください」から始まります。燃料の種類を選び間違えたまま計算すると、気体燃料 80 m³N/h が重油換算 80 L/h(正しくは 50 L/h)のように、それらしい数になって気づけないためです。燃料の種類を選ぶまで、その行は計算しません。

換算の方法(詳しい設定)

初めは「昭和46年の通知の換算」です。液体燃料 10 L・気体燃料 16 m³・固体燃料 16 kg を重油 10 L として換算します。東京都・さいたま市・久留米市・函館市などの資料が、この換算を載せています。

大阪府や横浜市のように、燃料の発熱量の比で重油換算する自治体では、「詳しい設定」の換算の方法を「換算係数を入力」に替えます。行ごとに換算係数の欄が加わるので、自治体の表の値(大阪府の都市ガス 13A は 1.14)か、燃料の発熱量 ÷ 重油の発熱量を入力します。LPガスのように kg/h で表す燃料は、通知の換算に無いので、換算係数で計算します。

計算結果の見方

重油換算の数は丸めずに表示します。気体燃料と固体燃料は 16 で割るので、79.9 m³N/h は 49.9375 L/h のように小数第4位まで表示されることがあります。整数に四捨五入すると 50 L/h になり、50 L/h 以上に見えてしまうためです(49.9375 L/h は 50 L/h 未満なので、該当しません)。

燃焼能力は小数第3位まで・1,000,000 まで、換算係数は小数第6位まで・10 まで入力できます。換算係数の欄に発熱量(10,750 など)を入力したときは、計算せずに知らせます。全角の数字と3桁区切りのカンマは、そのまま読み取ります。

例: 3台のボイラー

灯油のボイラー、都市ガスのボイラー、木くずのボイラーが1台ずつある事業所を、昭和46年の通知の換算で計算した例です。

ボイラーの燃料燃料の燃焼能力重油換算
(L/h)
50 L/h
以上
灯油(液体燃料)30 L/h30✗ 非該当
都市ガス(気体燃料)100 m³N/h62.5○ 該当
木くず(固体燃料)120 kg/h75○ 該当

3台のうち 2台(都市ガスと木くず)が 50 L/h 以上です。重油換算の合計は 167.5 L/h ですが、合計では判定しません。灯油のボイラーは 30 L/h なので、大気汚染防止法のばい煙発生施設の規模には該当しません(条例の規模は、自治体に確認します)。

出典

重油換算を計算する