1人当たりの CO2 呼出量は、幼稚園・小学生・中学生・高校生・大人の区分で違います。
表2-1 1人当たりの CO2 呼出量
文部科学省の報告書は、1人当たりの CO2 呼出量 M を、対象種別ごとに次の値としています(表2-1・単位は m³/h)。右の2列は、この値から求めた 1人当たりの必要換気量(m³/h・人)で、列の見出しが室内の CO2 濃度の基準です(外気 400 ppm)。
| 対象種別 | M | 1,000 ppm | 1,500 ppm |
|---|---|---|---|
| 幼稚園・小学生(低学年) | 0.011 | 18.3 | 10.0 |
| 小学生(高学年)・中学生 | 0.016 | 26.7 | 14.5 |
| 高校生・大人 | 0.022 | 36.7 | 20.0 |
右の2列は、このページを作るときに同じ計算で求めた値です。
区分の違う人がいる部屋
報告書の教室の計算例は、児童40人を「幼稚園・小学生(低学年)」、教師1人を「高校生・大人」の呼出量で計算し、区分ごとの 人数 × 1人当たりの必要換気量 を合計しています。この計算でも、区分ごとに1行ずつ入力すると、行ごとの小計と合計を表示します。
例: 中学校の教室に生徒 35人(小学生(高学年)・中学生)と教師 1人(高校生・大人)、基準 1,500 ppm・外気 400 ppm なら、必要換気量 = 35 × 14.545 + 1 × 20.0 = 529.1 m³/h です。
在室人数と必要換気量
必要換気量は在室人数に比例します。高校生・大人・基準 1,000 ppm・外気 400 ppm なら、15人で 550.0 m³/h、30人で 1,100.0 m³/h です。
報告書の式の人数は「教室の収容人数」です。部屋を使う人数が時間によって変わるときは、同時にいる人数がいちばん多いときの人数で計算した必要換気量があれば、それより少ない人数のときの必要換気量も満たします。
表2-1 に無い呼出量で計算する
表2-1 は年齢の区分ごとの値です。ほかの資料の呼出量で計算するときは、区分で「その他(呼出量を入力)」を選び、1人当たりの呼出量を m³/h で入力します。L/h で書かれた値は 1,000 で割ります(18 L/h → 0.018 m³/h)。
例: 呼出量 0.018 m³/h・人、基準 1,000 ppm、外気 400 ppm なら、1人当たりの必要換気量は 30.0 m³/h・人、20人で 600.0 m³/h です。