現場マスター

光損失の計算

光ファイバーの長さとコネクタ・融着接続の数から、区間の全損失を計算します。

区間の全損失とパワーマージン

光ファイバー

長さ

区間の光ファイバー(光ケーブル)の長さを km で入力します。Cisco の資料の式の L(光ケーブルの全長)です。

損失

光ファイバーの 1 km 当たりの損失(dB/km)です。ケーブルの仕様の値を使います。

目安は、Cisco の資料(標準)で 1310 nm が 0.38 dB/km、1550 nm が 0.22 dB/km、Juniper の資料でシングルモードが 0.5 dB/km、マルチモードが 1 dB/km です。

コネクタ接続

数

区間の中のコネクタ接続の数です。コネクタ接続が無ければ 0 を入力します。

Cisco の資料の計算例は、20.5 km の区間にコネクタ 2 か所・接合 4 か所です。

1か所の損失

コネクタ接続1か所の損失(dB)です。

目安は、Cisco の資料(標準)で 1310 nm が 0.6 dB、1550 nm が 0.35 dB、Juniper の資料で 0.5 dB です。

融着接続

数

ケーブルとケーブルの心線をつなぐ融着接続の数です(Cisco・Juniper の資料の接合・スプライス)。融着接続が無ければ 0 を入力します。

1か所の損失

融着接続1か所の損失(dB)です。

目安は、Cisco の資料(標準)で 1310 nm が 0.1 dB、1550 nm が 0.05 dB、Juniper の資料で 0.5 dB です。

システムマージン

パッチコード、ケーブルの曲げ、予測できない減衰などを見込む値です。Cisco の資料は 3 dB 前後としています。

Juniper の資料の計算例はシステムマージンを使っていません(同じ計算にするなら 0 を入力します)。マルチモードの高次モード損失(Juniper の資料の目安 0.5 dB)のように、ほかに見込む損失があれば、ここに加えて入力します。

パワーバジェット(任意)

最小送信出力

送信側の機器の光出力の最小値(dBm)です。機器の仕様の値を使います。

Juniper の資料は、最悪の場合を見るため、最小の送信出力と最小の受信感度でパワーバジェットを計算します。

最小受信感度

受信側の機器が受信できる最小の光パワー(dBm)です。機器の仕様の値を使います。

パワーバジェット = 最小送信出力 − 最小受信感度です(dBm − dBm = dB。例 −15 dBm −(−28 dBm)= 13 dB)。

各欄を入力すると、ここに全損失を表示します。

計算の内訳