風量から径と、径ごとの通せる風量を、計算の画面と同じ式で出した例です。
選定の例(風量から径)
スパイラルダクト(ε 0.15 mm)・単位摩擦損失 1.0 Pa/m・住宅の主管 4.0 m/s・海面の場合です。選定表を写したものではなく、計算の画面と同じ式で、このページを作るときに出した数です。条件を変えると径も変わるので、お手元の条件で計算してください。
| 風量(m³/h) | 必要径(mm) | 規格径 | 風速(m/s) | 単位摩擦損失(Pa/m) | 通せる風量(m³/h) | 決めている側 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 100 | 116.5 | φ125 | 2.26 | 0.708 | 120 | 単位摩擦損失 |
| 200 | 150.7 | φ175 | 2.31 | 0.481 | 298 | 単位摩擦損失 |
| 300 | 175.3 | φ200 | 2.65 | 0.523 | 426 | 単位摩擦損失 |
| 500 | 212.2 | φ225 | 3.49 | 0.749 | 572 | 風速 |
| 800 | 253.1 | φ275 | 3.74 | 0.663 | 855 | 風速 |
| 1,000 | 275.2 | φ300 | 3.93 | 0.652 | 1,017 | 風速 |
径ごとの通せる風量の例
同じ条件(スパイラル・1.0 Pa/m・住宅の主管 4.0 m/s)で、規格径ごとに通せる風量です。φ200 までは単位摩擦損失が、φ250 からは風速が決めています。
| 径 | 単位摩擦損失で(m³/h) | 風速で(m³/h) | 通せる風量(m³/h) | 決めている側 |
|---|---|---|---|---|
| φ100 | 66 | 113 | 66 | 単位摩擦損失 |
| φ125 | 120 | 176 | 120 | 単位摩擦損失 |
| φ150 | 197 | 254 | 197 | 単位摩擦損失 |
| φ200 | 426 | 452 | 426 | 単位摩擦損失 |
| φ250 | 774 | 706 | 706 | 風速 |
| φ300 | 1,258 | 1,017 | 1,017 | 風速 |
規格径(丸ダクトのサイズの刻み)
必要径は 100〜1,200 mm を 25 mm 刻みにした段(φ100・φ125・φ150…)へ、必ず太い側に切り上げます。これは一般的な在庫の刻みを参考値として持っているもので、規格票の表を写したものではありません。実際に手に入る径はメーカーや地域で違うので、カタログで確かめてください。
必要径が φ1,200 を超えるときは、φ1,200 に丸めずに「規格径では作れません」と出し、必要な径を書きます。
出典
- 風速の上限: 実務の慣用値(居室の分岐 2.5・主管 4.0・商業の主管 7.5 m/s)
- 規格径: 一般的な在庫の刻み(参考値)
規格・便覧の表と条文は載せていません。式と、出典の名前と分類だけを引いています。