度数率と強度率の2つの画面の、入力のしかたと計算結果の読み方です。
死傷者数・休業日数と延べ実労働時間数から
度数率の画面
- 延べ実労働時間数(時間)に、調べる期間の全労働者の実労働時間の合計を入力します。3桁ごとの「,」を付けても計算できます。
- 死傷者数(人)に、同じ期間の労働災害による死傷者数を入力します。死傷者がいなければ 0 を入力します(度数率は 0.00)。
- 度数率が表示されます。「計算の内訳」には、式と、数を入れた式と、死傷者数に数えるものが表示されます。
延べ実労働時間数に入れる労働者と時間は「延べ実労働時間数の求め方」、死傷者数に数えるものは「度数率の計算方法と計算式」にまとめました。どちらも、欄の名前の横の ⓘ を押すと短い説明が表示されます。
強度率の画面
- 延べ実労働時間数を入力します。度数率の画面で入力した数は、画面の上の「強度率」に切り替えると引き継がれます。
- 死傷者1人につき1行で、区分を選びます。休業して障害が残らなかった人は「一時労働不能(休業した)」のまま、暦日の休業日数を入力します。死亡と身体障害等級の人は、区分を選ぶだけです。
- 2人目からは「+ 死傷者を追加」で行を追加します。行の「消す」で、その行を消せます。
- うるう年の1年を調べるときは、「詳しい設定」で休業日数に掛ける比を 300/366 にします。
死傷者1人につき1行です。同じ人が2回被災したときは2行にします。
区分は、一時労働不能(休業したが障害が残らない)・死亡・身体障害等級(第1級〜第14級=労働基準法施行規則 別表第二の身体障害等級表)から選びます。
一時労働不能は、暦日の休業日数(休日も含めた日数)に 300/365 を掛けます。死亡と身体障害等級の行は、別表の日数だけで、休業日数は加えません。
計算結果の見方
- 強度率: 延べ労働損失日数 ÷ 延べ実労働時間数 × 1,000 を、小数第3位で四捨五入した値です。
- 延べ労働損失日数: 行ごとの労働損失日数の合計です。行のすぐ下には、その行の労働損失日数と、使った日数(別表の日数か、休業日数 × 300/365)が表示されます。
- 死傷者数(行の数)と度数率: 行の数を死傷者数として計算した度数率です。1行に1人ずつ入力すると、強度率と度数率を一度に求められます。
- 死傷者1人平均労働損失日数: 延べ労働損失日数 ÷ 死傷者数を、小数第2位で四捨五入した値です。
- 休業日数が空の行は計算に含めません。そのときは計算結果の下に「休業日数が空の行(2行目)は、計算に含めていません。」のように表示されます。
計算の途中では丸めず、表示するときだけ、厚生労働省の統計表と同じ桁に四捨五入します。度数率と強度率は小数第2位まで、死傷者1人平均労働損失日数は小数第1位まで、延べ労働損失日数は小数第1位まで(割り切れるときはそのまま)表示します。
出典
- 厚生労働省「令和7(2025)年 労働災害動向調査(事業所調査(事業所規模100人以上)及び総合工事業調査)の概況」(令和8年6月16日): p.3 主な用語の説明・p.4 全労働者・p.5 利用上の注意 3(表示の桁)
- 厚生労働省「労働災害動向調査 労働災害率(度数率・強度率)活用のススメ」(令和8年6月): 度数率・強度率の計算方法・延べ労働損失日数の基準・令和7年の産業別と総合工事業の値