説明

塗料の使用量の計算式と缶数の出し方

面積 × 塗付け量 × 回数で量を出し、缶の量で割って切り上げます。

計算式

正味の量 = 面積 × 塗付け量 × 回数 必要量 = 正味の量 ×(1 + ロス率) 缶の数 = 必要量 ÷ 1缶の量(切り上げ) 余り = 缶の数 × 1缶の量 − 必要量 1缶で塗れる面積 = 1缶の量 ÷ 塗付け量

計算の例

外壁 120 m² に、下塗りを 0.10 kg/m² で1回、中塗りと上塗りを 0.12 kg/m² で2回塗る場合です。下塗りは 120 × 0.10 × 1 = 12 kg、中塗り・上塗りは 120 × 0.12 × 2 = 28.8 kg です。15 kg 缶なら、12 ÷ 15 を切り上げて 1 缶、28.8 ÷ 15 を切り上げて 2 缶です。

塗料塗付け量(kg/m²・1回)回数量(kg)1缶(kg)缶余り(kg)
下塗り0.101121513
中塗り・上塗り0.12228.81521.2

塗る面積 120 m² の場合です。

缶の数は切り上げです。割り切れるときは、その数のままです。100 m² に 0.15 kg/m² を2回なら 30 kg で、15 kg 缶はちょうど 2 缶(余り 0 kg)です。

1缶で塗れる面積

カタログには「1缶当たりの塗り面積」が書いてあることがあります。これは1缶の量を塗付け量で割った数です。日本ペイントのパーフェクトトップSi は、使用量 0.11〜0.17 kg/m²/回・15 kg 缶で「88〜136 m²/回/缶」と書いてあります。

15 ÷ 0.17 = 88.2、15 ÷ 0.11 = 136.3 で、カタログの 88〜136 m²(整数)と合います。1回あたりの面積なので、2回塗るときは半分の 44.1〜68.1 m² です。この道具は、1缶で塗れる面積を小数点以下第1位で切り捨てて出します(塗れる面積を多く言わない側)。

端数の扱い

重さ(kg)は小数点以下第2位(10 g)に四捨五入して出し、缶の数はその量で数えます。画面に出した量と缶の数が食い違わないようにするためです。1缶で塗れる面積は小数点以下第1位で切り捨てます。

出典

規格・仕様書・カタログの表は丸ごと載せていません。式と、要る数だけを引いています。

塗料の量を計算する