現場マスター

太陽光発電の年間発電量の計算

傾斜面日射量と太陽電池容量と総合設計係数から、年間の発電量を求めます。

年間発電量(kWh/年)

日射量の期間

日射量の期間

NEDO の日射量データベース(MONSOLA)は、地点・方位角・傾斜角ごとに、月平均と年平均の日積算日射量(kWh/m²・日)を表示します。

年平均の値は「1日当たりの年平均」で入力します。365 日を掛けて年間の日射量にします(京都市の算出例と同じ)。

傾斜面日射量(kWh/m²・日)

パネルの面(方位角と傾斜角)に当たる日射量です。水平面の日射量ではありません。

JIS C 8907 では、月平均日積算傾斜面日射量 HS(kWh/m²・日)に月の日数を掛けて、月積算傾斜面日射量 HAm にします。

太陽電池容量

太陽電池容量

太陽電池容量は、太陽電池モジュール(パネル)の公称最大出力の和です(太陽光発電協会 表示ガイドライン)。JIS C 8907 のアレイ出力 PAS(標準太陽電池アレイ出力)に当たります。

パネル1枚の出力

カタログや仕様書の公称最大出力です。AM1.5・放射照度 1,000 W/m²・モジュール温度 25 ℃ の値です。

枚数

同じ出力のパネルの枚数です。出力の違うパネルを混ぜるときは、太陽電池容量(kW)で入力します。

総合設計係数 K

総合設計係数 K

総合設計係数 K(システム出力係数)は、日射量に対して実際に交流で取り出せる電力量の割合です。汚れ・温度・配線・パワーコンディショナなどの損失を表す補正係数の積です。

京都市の算出基準は、JIS C 8907 に基づく計算式で、結晶系 0.73・アモルファス系 0.68 としています(根拠資料を提出すれば、ほかの値も使えます)。

太陽光発電協会の表示ガイドラインも、発電電力は損失により太陽電池容量の 70〜80% 程度になる、としています。

補正係数から月ごとに計算するときは「月ごと」の画面を使います(JIS C 8907 の手順)。

傾斜面日射量とパネルの出力・枚数を入力すると、年間発電量を表示します。

計算の内訳