擁壁などの裏込砕石と構造物の基礎砕石は1.20倍、ブロック積の胴込・裏込材は1.13倍です。
基礎・裏込砕石工(1.20倍)
林野庁の施工パッケージ型積算方式(参考資料)2章 共通工 ⑤基礎・裏込砕石工は、無筋構造物、鉄筋構造物、小型構造物の基礎・裏込砕石工に適用します。基礎砕石も裏込砕石も、砕石の材料ロスを含み、標準ロス率は +0.20 です。設計量の 1.20 倍です。
- 基礎砕石は、厚さ 30 cm 以下の敷均し・締固めに適用し、敷均し厚は 30 cm を上限とします。
- 場所打擁壁工(1)・函渠工(1)・橋台・橋脚工(1)の基礎砕石は、それぞれの施工パッケージに含まれ、この基礎砕石工は適用しません(適用できない範囲)。場所打擁壁工(1)は、基礎砕石の敷均し厚を 20 cm 以下を標準としています。
- 裏込砕石は、積算単位が m³ です。
- 砕石の種類は、クラッシャラン 40~0・30~0・20~0・80~0、再生クラッシャラン 40~0・80~0 などで、代表の材料は再生クラッシャラン RC-40 です。
ブロック積の胴込・裏込材(1.13倍)
同じ資料の ⑥コンクリートブロック積(張)工は、胴込・裏込材(砕石)の投入・転圧を別の施工パッケージにしています(3-11)。積算単位は m³ で、胴込・裏込材の材料ロスを含み、標準ロス率は +0.13 です。設計量の 1.13 倍で、擁壁などの裏込砕石の 1.20 倍とは違います。
裏込めの体積の求め方
裏込めの設計数量は、断面積 × 延長です。裏込めの厚さが上と下で違う台形の断面なら、断面積は(上の厚さ + 下の厚さ)÷ 2 × 高さです。
このアプリでは、敷く面積に「高さ × 延長」を、仕上り厚さに「上と下の厚さの平均」を入力し、使う所で「割増しを入力」を選んで倍率を入力します。高さ 1.5 m・延長 20 m・厚さが上 300 mm と下 500 mm の裏込めは、面積 30 m²・厚さ 400 mm です。
| 例(面積・厚さ) | 設計数量 | 割増し | 所要量 |
|---|---|---|---|
| 擁壁の裏込砕石(30 m²・400 mm) | 12.00 m³ | 1.20 | 14.40 m³ |
| ブロック積の胴込・裏込材(30 m²・400 mm) | 12.00 m³ | 1.13 | 13.56 m³ |
| 構造物の基礎砕石(幅 1.2 m・延長 20 m)(24 m²・200 mm) | 4.80 m³ | 1.20 | 5.76 m³ |
建物の基礎の下は砂利地業
建物(建築の工事)の基礎の下の砕石は、公共建築工事標準単価積算基準では砂利地業で、所要量は設計数量の 1.1 倍です(砂利地業の砕石の量)。土木の構造物か建物かで、使う積算基準が違います。