砕石の立米とトンは、単位体積質量(t/m³)で換えます。
換算の式
- トン(t)= 立米(m³)× 単位体積質量(t/m³)
- 立米(m³)= トン(t)÷ 単位体積質量(t/m³)
単位体積質量が kg で書いてあるときは、1,000 で割って t にします(2,040 kg なら 2.04 t)。
国土交通省の単位体積質量(表-4)
国土交通省の令和8年度 土木工事数量算出要領は、1.8 単位体積質量で「単位体積質量は、試験等を実施し定める他、各種示方書・指針に使用されている数値を用いるものとする」とし、数量計算に用いる 1 m³ 当りの単位体積質量は表-4 が一般的としています。砕石と砂利の行は次のとおりです。
| 名称 | 1 m³ 当たり(kg) | t/m³ |
|---|---|---|
| クラッシャーラン | 2,040 | 2.04 |
| 切込砂利 | 2,020 | 2.02 |
| 粒調砕石 | 2,100 | 2.10 |
同じ所に「積算に用いる単価と合致するよう充分留意されたい」とあります。表-4 は「クラッシャーラン」と書き、標準仕様書は「クラッシャラン」と書きます。
立米からトン(表-4 の値)
| 立米 | クラッシャーラン | 切込砂利 | 粒調砕石 |
|---|---|---|---|
| 1 m³ | 2.04 t | 2.02 t | 2.10 t |
| 2 m³ | 4.08 t | 4.04 t | 4.20 t |
| 3 m³ | 6.12 t | 6.06 t | 6.30 t |
| 5 m³ | 10.20 t | 10.10 t | 10.50 t |
| 10 m³ | 20.40 t | 20.20 t | 21.00 t |
トンから立米(表-4 の値)
| トン | クラッシャーラン | 切込砂利 | 粒調砕石 |
|---|---|---|---|
| 1 t | 0.49 m³ | 0.50 m³ | 0.48 m³ |
| 3 t | 1.47 m³ | 1.49 m³ | 1.43 m³ |
| 4 t | 1.96 m³ | 1.98 m³ | 1.90 m³ |
| 10 t | 4.90 m³ | 4.95 m³ | 4.76 m³ |
例えば、クラッシャーラン 4 t は 1.96 m³ です(4 ÷ 2.04)。
伝票の値を使う
砕石をトンで売り買いするときは、数量を重さで表します。立米で求めた必要量をトンで頼むときは、その砕石工場が使う 1 m³ 当たりの重さで換えます。表-4 の値と工場の値が違うときは、表-4 の注記のとおり、注文や支払いの単価に合う方を使います。
単位容積質量と密度
JIS A 1104(骨材の単位容積質量及び実積率試験方法)は、骨材を容器に詰めて、1 m³ 当たりの重さ(単位容積質量)と、粒が占める割合(実積率)を求める試験です。単位容積質量は粒と粒のすき間を含むので、粒そのものの密度より小さい数になります。
「比重」という言葉で粒の密度が書いてある資料もあります。粒の密度を入力すると、重さが大きくなります。どちらの数かを確かめてから入力します。
このアプリでの換え方
必要量の画面は、所要量(割増しを掛けた量)に、「詳しい設定」で入力した単位体積質量を掛けてトン数を計算します。トン換算の画面は、入力した立米かトンを、そのまま換えます。表-4 の値を使うときは、単位体積質量の欄で選びます。
出典
- 国土交通省「令和8年度 土木工事数量算出要領」第1編 1.8 単位体積質量 表-4
- JIS A 1104(骨材の単位容積質量及び実積率試験方法)