現場マスター

採光補正係数の計算

開口部の直上の部分の D と H から、採光補正係数と有効採光面積を求めます。

採光補正係数と有効採光面積

用途地域の区分

採光補正係数の式は、用途地域の区分で決まります(建築基準法施行令 第20条第2項)。

第1号(6.0 × D/H − 1.4): 第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域、田園住居地域。

第2号(8.0 × D/H − 1.0): 準工業地域、工業地域、工業専用地域。

第3号(10 × D/H − 1.0): 近隣商業地域、商業地域、用途地域の指定のない区域。

特定行政庁が規則で指定した区域では、特定行政庁が指定した号の式によることができます(平成15年国土交通省告示第303号第1号)。

開口部が面する所

開口部が面する所

水平距離 D は、開口部の直上にある建築物の部分から、その部分の面する隣地境界線までの水平距離です。同じ敷地の他の建築物(その建築物の他の部分)に面するときは、その対向部までです。

道に面する開口部は、道の反対側の境界線までを D とします。算定値が 1.0 未満でも、採光補正係数は 1.0 です(同項各号のイ)。

公園・広場・川その他これらに類する空地又は水面に面する開口部は、その幅の 1/2 だけ隣地境界線の外側にある線までを D とします。

D は隣地境界線までの水平距離です。
開口部の直上の部分(1行に1つ)

開口部の直上の部分(1行に1つ)

開口部の直上にある建築物の部分(軒先・ひさし・上の階の床やバルコニーの先端など)ごとに、D と H を1行ずつ入力します。

H は、その部分から開口部の中心までの垂直距離です。

直上の垂直面から後退し、又は突出する部分も含みます。半透明のひさしその他採光上支障のないひさしは除きます(令第20条第2項第1号)。

部分が2つ以上あるときは、D/H のうち最も小さい値が採光関係比率です。

開口部の種類

開口部の種類

天窓は、号の式で求めた数値に 3.0 を掛けます。

外側に幅90cm以上の縁側(ぬれ縁を除く)その他これに類するものがある開口部は、0.7 を掛けます。

掛けた値が 3.0 を超えるときは 3.0 です(令第20条第2項ただし書)。

開口部の面積

有効採光面積は、開口部の面積 × 採光補正係数です(令第20条第1項)。

居室に開口部が2つ以上あるときは、開口部ごとの有効採光面積を合計します(「居室」の画面)。

直上の部分の D と H を入力すると、採光補正係数を表示します。

計算の内訳