説明

Pt100の換算のよくある質問

Pt100 の換算で迷いやすい所と、計算結果の扱いです。

Pt100 は 0 ℃で何 Ω ですか

100 Ω です(R0)。Pt1000 は 1,000 Ω です。25 ℃なら Pt100 は 109.73 Ω、Pt1000 は 1,097.35 Ωです。

1 ℃で何 Ω 変わりますか

Pt100 は 0 ℃付近で約 0.39 Ω、100 ℃付近で約 0.38 Ωです。感度は温度が高いほど小さくなり、850 ℃では約 0.29 Ω/℃です。計算の画面には、その温度の感度も表示します。

JIS C 1604 の 1997 年版と 2013 年版で、抵抗値は違いますか

Pt100 の規準抵抗値は同じです。2013 年版の抜粋(チノー)と 1997 年版の表(林電工)は、どちらも 100 ℃で 138.51 Ω、−200 ℃で 18.52 Ω、850 ℃で 390.48 Ω で、このアプリの式とも 0.01 Ω まで同じです。2013 年版は 1997 年版を置き換えた今の規格です(日本規格協会)。

表の 138.51 Ω を入力すると 100.01 ℃になるのは

規準抵抗値表は 0.01 Ω に丸めた値だからです。式の値は 138.5055 Ωで、138.51 Ω はそれより 0.0045 Ω大きい値です。温度にすると 0.01 ℃ほどです。

−200 ℃より低い温度や 850 ℃より高い温度は

計算しません。規準抵抗値表の範囲(−200〜850 ℃)の外です。抵抗値から温度を求めるときも、Pt100 なら 18.52〜390.48 Ωの外は計算しません。

測った抵抗値が表より少し高いのは

2線式やテスターで測ると、導線の抵抗が加わります。0.5 Ω多いと、Pt100 の 100 ℃付近で約 1.3 ℃高く読みます。導線の抵抗が分かるときは、「詳しい設定」で2線式を選んで入力します。

熱電対の換算はできますか

できません。このアプリは白金測温抵抗体(Pt100・Pt1000)の式だけです。測温抵抗体は高い精度で測る場合や極低温に、熱電対は工業炉の温度測定などに使い分けるのが一般的です(キーエンス)。

計算結果の扱い

出典

Pt100 の抵抗値を計算する