水の量で計算してよいか・薬を混ぜるとき・残った液などの質問です。
水の量で計算してもよいですか
東京都の農薬希釈表は、希釈液を出来上がりの量としています。水の量を希釈液の量として計算すると、出来上がりは水と薬を足した量になり、1,000倍は 1,001倍、100倍は 101倍になります。倍数が大きいほど差は小さくなります。液体の薬なら、「計算の内訳」に水の量の目安(希釈液の量から薬の量を引いた量)が出ます。
1000倍は何 mL ですか
1,000倍は、希釈液 1 L に薬 1 mL(粉・粒なら 1 g)です。10 L なら 10 mL、20 L なら 20 mL、100 L なら 100 mL です。2,000倍はその半分で、100 L に 50 mL です。
2つの薬を混ぜて使うときは
同じ希釈液に2つの薬を入れるときは、薬ごとに、そのラベルの倍数で薬量を出します。例えば 100 L に、1,000倍の乳剤と 2,000倍の水和剤を入れるなら、乳剤 100 mL と水和剤 50 g です。混ぜて使えるかどうかは、それぞれのラベルの使用方法や注意事項で確かめてください。
薬はどう入れますか
東京都の農薬希釈表の「散布液の調製時に注意すること」は、薬を希釈するときは「水滴が飛び散らぬよう、水面近くから静かに入れる」、かくはんは「棒等で静かに行い、絶対に手等でかき混ぜない」、農薬に直接触れたり吸い込んだりしないように「必ずゴム手袋、マスクを着用する」としています。
残った液や空の容器は
同じ注意には「散布液は、散布面積に対し過不足の生じない量を調製し、必ず使い切る」「空になった容器は水ですすぎ洗いし、洗い水は散布液に加えるように習慣づける」とあります。「面積」の画面で、面積と使用液量から要る液の量を先に出しておくと、作りすぎを防げます。
粉剤や粒剤にも使えますか
粉剤・粒剤は、薄めずにそのまま使う製剤です(静岡県の「農薬の剤型別分類」)。ラベルの使用量のまま使うので、この希釈の計算は使いません。