説明

農薬の散布量の計算(10a当たりの使用液量と面積)

10a当たりの使用液量と面積から、要る希釈液の量を出します。

計算式

要る希釈液の量(L) = 使用液量(L/10a)× 面積(a)÷ 10 a 薬量(mL・g) = 要る希釈液の量(L)÷ 希釈倍数 × 1,000

ラベルの適用表の使用液量は、10 a 当たりの散布液の量です。使う面積に比べて量を出すのは、農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令の付録の算式 Q=Q0(A/A0)と同じ形です。省令では、Q0 は単位面積当たりの使用量の最高限度、A0 はその単位面積、A は農薬を使う農地等の面積で、Q を超えて使ってはいけません(第2条)。

計算の例

面積の単位

1 a は 100 m²、10 a は 1,000 m²、1 ha は 100 a(10,000 m²)です。田畑の広さでいう「反」は 991.736 m²(9.91736 a)で、10 a ちょうどではありません(静岡県の面積換算表)。反や坪で覚えている面積は、m² か a に直して入れてください。

使い切る量を作る

東京都の農薬希釈表の注意には「散布液は、散布面積に対し過不足の生じない量を調製し、必ず使い切る」とあります。面積と使用液量から先に液の量を出し、その量だけ作ります。タンクで何回かに分けて作るときは、1杯ごとの薬量を、その杯の液の量で出し直します。

出典

面積から散布量を計算する