説明

法長のよくある質問(法長とは・直高との違い)

法長・直高・法長係数・法面積についての質問と回答です。

法長とは何ですか?

法面に沿って測った、法肩(法面の上端)から法尻(下端)までの長さです。法勾配 1:n と直高から、法長 = 直高 × √(1 + n²)で求めます。

直高と法長はどう違いますか?

直高は法肩と法尻の高さの差(鉛直の距離)、法長は法面に沿った斜めの長さです。法長は直高より長く、1:1.5 なら直高の 1.803 倍、1:2.0 なら 2.236 倍です。

法長係数はどう求めますか?

√(1 + n²)です。1:1.5 なら √3.25 = 1.80278… で、小数第3位に四捨五入して 1.803 です。長野県の法勾配表の法長係数と同じ値です。

「1割5分」は 1:1.5 のことですか?

はい。割が n の整数の位、分が小数第1位、厘が小数第2位で、1割5分は 1:1.5、5分は 1:0.5、1分5厘は 1:0.15 です。法勾配の欄には「1割5分」「一割五分」のまま入力できます。

法長から直高を求めるには?

直高 = 法長 ÷ 法長係数です。法長 9.0 m・1:1.5 なら 9.0 ÷ 1.803 = 4.992 m です。

平面図の面積から法面の面積を求められますか?

法勾配が一定の平らな法面なら、平面図に写る面積(水平に投影した面積)に「法長 ÷ 水平距離」(=法長係数 ÷ n)を掛けると法面の面積になります。1:1.5 で平面図の面積が 90 m² なら、90 × 1.803 ÷ 1.5 = 108.2 m² です。土木工事数量算出要領の土工の数量は、平均断面法(法面積=平均法長×延長)か3次元モデルによる方法を標準としています。

法長の端数はどう扱いますか?

法長の画面は mm(小数第3位)まで表示します。法面積の数量では、土木工事数量算出要領の表-1のとおり、法長を小数第1位、平均法長を小数第2位、面積を小数第1位に四捨五入します。

「丸めない」を選ぶと何が変わりますか?

法長係数を小数第3位に四捨五入せず、√(1 + n²)のまま直高に掛けます。直高 3.0 m・1:1.5 では、小数第3位の法長係数で 5.409 m、丸めないと 5.408 m です。法面積の画面は、要領のとおり小数第3位の法長係数で計算します。

入力できる法勾配と直高の範囲は?

法勾配の n は 0 より大きく 10 以下、直高は 0 より大きく 1,000 m 以下(法面積の画面で始点と終点が違うときは 0 m から)、延長は 10,000 m 以下です。入力の誤りを防ぐための範囲です。

出典

法長を計算する