説明

配合計画書の水セメント比の確かめ方

配合計画書の水とセメントの単位量から、水セメント比と仕様書の調合条件を確かめます。

配合計画書と仕様書の関係

公共建築工事標準仕様書 6.4.3(6) は、製造に先立ち、レディーミクストコンクリート工場の配合計画書を提出し、監督職員の承諾を受ける、としています。配合計画書は、材料、調合設計の基礎となる資料、計算書等を含むものです。計画調合は、所要のワーカビリティー並びに所定の強度及び耐久性が得られるように定め(6.3.2)、試し練りによって定めます(6.3.2(ウ)(a))。

コンクリートの類別は、特記がなければⅠ類(JIS A 5308 への適合を認証されたコンクリート)です(6.2.1)。Ⅰ類のコンクリートは試し練りを省略できますが、普通エコセメント又は再生骨材Hを使うコンクリートは除かれます(6.3.2(ウ)(a))。

このアプリでの確かめ方

  1. 配合計画書の単位量の欄から、水とセメントの値(kg/m³)を、このアプリの単位水量と単位セメント量の欄に入力します。
  2. 配合計画書のセメントの種類を選びます。再生骨材Hを使う配合なら、「詳しい設定」で「再生骨材Hを使う」にします。
  3. 表示された水セメント比が、配合計画書に書かれた水セメント比と合っているかを見ます。単位量は整数で書かれることが多いので、小数の桁でわずかに違うことがあります。
  4. 3つの判定(水セメント比の最大値・単位水量 185 kg/m³ 以下・単位セメント量 270 kg/m³ 以上)に ✗ が無いかを見ます。
  5. 特殊なコンクリート(軽量・寒中・マス・無筋・高流動)や、設計図書の特記がある工事は、その値で読み替えます。

判定は丸める前の値で比べます(仕様書は丸め方を決めていません)。

同じ調合条件のほかの項目

6.3.2(イ) には、水セメント比・単位水量・単位セメント量のほかに、荷卸し地点における空気量 4.5%((a))、細骨材率((e))、混和材料の使用((f))、塩化物イオン量 0.30 kg/m³ 以下((g))、アルカリシリカ反応を生じるおそれのないもの((h))が並んでいます。このアプリが判定するのは (b)(c)(d) の3つだけです。

出典

水セメント比を計算する