説明

縦断曲線の最小半径と最小長さ(道路構造令 第22条)

設計速度ごとの縦断曲線の半径と長さの最小値と、比べ方です。

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縦断勾配と曲線長から、縦距 M・y と計画高

道路構造令 第22条の値

道路構造令 第22条は、車道の縦断勾配が変移する箇所には縦断曲線を設けるとし、縦断曲線の半径(第2項)を設計速度と曲線形に応じた値以上、縦断曲線の長さ(第3項)を設計速度に応じた値以上としています。

設計速度(km/h)凸形曲線の半径(m)凹形曲線の半径(m)縦断曲線の長さ(m)
12011,0004,000100
1006,5003,00085
803,0002,00070
601,4001,00050
5080070040
4045045035
3025025025
2010010020

ただし、設計速度 60 km/h の第四種第一級の道路は、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合、凸形縦断曲線の半径を 1,000 m まで縮小できます(第2項ただし書)。

農道の基準の値

土地改良事業計画設計基準 設計「農道」の表-3.6.14(縦断曲線の最小半径)と表-3.6.15(縦断曲線の最小長さ)は、設計速度 20〜50 km/h について道路構造令と同じ値です。表-3.6.14 には、最小半径のほかに望ましい値も書かれています。

設計速度(km/h)凸曲線の望ましい値(m)凹曲線の望ましい値(m)
501,2001,000
40700700
30400400
20200200

このアプリの判定は最小値(道路構造令の値)とだけ比べ、望ましい値とは比べません。

比べ方

「詳しい設定」で設計速度を選ぶと、半径 R と曲線長 L の両方を最小値と比べ、○(満たす)か ✗(足りない)を表示します。比べるのは四捨五入する前の値です。半径と長さはどちらも満たす必要があります。

勾配の差 I が小さいと、半径を最小値にしても曲線長が短くなります。例えば設計速度 30 km/h・I = 7.40 % では、半径 250 m の曲線長は 250 × 7.40 ÷ 100 = 18.500 m で、最小長さの 25 m に足りません。線形設計例(基本条件は縦断曲線最小半径 250 m・縦断曲線長 25 m)では曲線長を 25 m とし、R = 100 × 25 ÷ 7.40 = 337.8 m(表では 338 m)で「OK」としています。

道路の区分と設計速度は、設計者・監理者が確認してください。

出典

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縦断勾配と曲線長から、縦距 M・y と計画高