説明

播種量の計算の使い方(法面の種子吹付工・植生基材吹付工の種子の量)

工法と施工時期を選び、草種ごとに発生期待本数・発芽率・単位粒数・純度を入力します。

このアプリで計算する

発生期待本数と補正率から種子の量(g/m²)

入力するもの

  1. 工法を選びます。種子吹付工は吹付厚に対する補正率 B を 1.0 とし、植生基材吹付工は B=発芽可能な有効厚さ t1 ÷ 吹付厚 t を草種ごとに求めます。植生基材吹付工を選ぶと、吹付厚 t(cm)の欄と、行ごとの「発芽可能な有効厚さ t1」の欄が表示されます。
  2. 草種を1行に1つ入力します。草種名、区分(草本類・木本類)、発生期待本数 A(本/m²)、発芽率 E(%)、単位粒数 F(粒/g)、純度 G(%)です。2つ目からは「+ 草種を追加」で行を追加します。行の「消す」で、その行を消せます。
  3. 施工時期を選びます。高知県の種子配合一覧表の5つの時期(3〜6月・7〜8月・9月・10〜11月・12〜2月)のほか、発注者の表が違うときは「補正率を入力」を選び、草本類と木本類の補正率 D を入力します。
  4. 立地条件(C)で、当てはまる条件をオンにします。どれにも当てはまらなければ、何もオンにしません(C=1.0)。
  5. 施工面積(m²)を入力すると、施工面積の全量(kg)も計算します。空欄でもかまいません。

発芽率 E・単位粒数 F・純度 G は、使う種子の発芽証明書などの値を入力します(新潟県の特記仕様書「播種量は発芽証明書により計算する」)。

工法と施工時期は、選ぶまで計算しません。植生基材吹付工を種子吹付工のまま計算すると B が 1.0 になって播種量が数分の1になり、施工時期の補正率 D は木本類では 0.5〜1.0 と最大2倍違うためです。区分(草本類・木本類)も、同じ時期で D が違う(9月は草本類 1.0・木本類 0.5)ので「選んでください」から始まります。

計算結果の見方

表示は小数第3位以下を切り捨てています。新潟県の特記仕様書の計算例も、1 m³ 当たりの播種量を小数第2位まで(草地型のヨモギの 52.287… を 52.28)としています。合計は、丸める前の値を合計しています。

例: 新潟県の計算例(植生基材吹付工・低木林型)

新潟県土木部の植生基材吹付工特記仕様書(平成25年4月)にある「播種量の計算例」を、このアプリに入力した結果です。吹付厚 3 cm、施工適期(3〜6月)、立地条件の補正率 C=1.0 です。発芽率・単位粒数・純度は、計算例の表の値(道路土工-切土工・斜面安定工指針 平成21年6月 P234〜237 による)です。

入力(低木林型・吹付厚 3 cm)
草種A
本/m²
t1
cm
E
%
F
粒/g
G
%
クリーピングレッドフェスク1502.0651,00080
ケンタッキーブルーグラス500.5603,50085
ヨモギ500.5753,00085
メドハギ501.07560095
ヤマハギ(木本類)1001.07013090
計算結果と計算例の値
草種W
g/m²
W'
g/m³
計算例の
W'
実際
使用量
クリーピングレッドフェスク0.4314.4214.4215
ケンタッキーブルーグラス0.165.605.66
ヨモギ0.155.225.226
メドハギ0.3511.6911.6912
ヤマハギ3.66122.10122.1123

合計は W=4.77 g/m²、W'=159.05 g/m³、実際使用量 162 g/m³ です。計算例の実際使用量の合計(162)と同じです。施工面積を 1,200 m² とすると、全量は 5.72 kg です。

出典

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発生期待本数と補正率から種子の量(g/m²)