土量の変化率・換算・丸め・ダンプの台数についての質問と答えです。
地山の土量とほぐした土量は、どう違いますか?
地山の土量は掘る前の自然のままの地盤での体積で、ほぐした土量は掘ってほぐれた状態の体積です。積算基準は、地山の土量を掘削すべき土量、ほぐした土量を運搬すべき土量、締固め後の土量を出来上がりの盛土量としています。
表2.1 と表2.2 のどちらを使えばよいですか?
積算基準は表2.1 を標準とし、細分し難いときは表2.2 を使ってよいとしています。粘性土は表2.1 で L 1.30、表2.2 で L 1.25 です。この計算の土質の欄は表2.1 の値で、表2.2 の値は「L と C を打つ」で入れます。
C が 1 より大きい土質があるのはなぜですか?
岩塊・玉石と岩(軟岩Ⅰ〜硬岩Ⅰ)は C が 1.00〜1.40 です。掘って砕いた岩は、締め固めても地山のときほど詰まらず、締め固めた後も地山より体積が大きい、という値です。
試験で出した変化率や、発注者が決めた値で計算できますか?
土質の欄で「L と C を打つ」を選び、L と C を入れます。打てるのは 0 より大きく 3 以下の数です(打ち間違いを止めるための枠で、表2.1 の値は 0.90〜1.65 です)。
土量の端数はどうなりますか?
小数第1位まで出し、第2位を四捨五入します(土木工事数量算出要領 表-1 の土量の数位)。地山の土量をこの位にしてから L と C を掛けます。ダンプの台数は切り上げです。
盛土の量から、要る土の量を出せますか?
締固め後の土量を C で割ると地山の土量、L/C を掛けるとほぐした土量です。地山の土量を「土量を打つ」に入れると、ほぐした土量とダンプの台数も出ます。
法勾配の欄には何を入れますか?
1:n の n です。1:0.5(5分)なら 0.5、1:1.5(1割5分)なら 1.5 を入れます。「1:0.5」と打っても読みます。0 を入れると四角(直)と同じ断面です。
法の付け方が左右で違う溝は計算できますか?
この計算の台形は、両側とも同じ法勾配です。左右で違うときや小段があるときは、断面積を出して長さを掛けた地山の土量を「土量を打つ」に入れます。