スプロケットの歯数と軸間距離から、ローラチェーンのリンク数と長さを求めます。
リンク数と軸間距離
チェーンの呼び番号
呼び番号ごとのピッチは、JIS B 1802(スプロケット)の横歯形の表に載っている適用ローラチェーン(参考)の値です(片山チエン スプロケット設計資料 A-109)。どの呼び番号も、末尾の1桁を除いた数に 3.175 mm(1/8 インチ)を掛けた値です(40 なら 4 × 3.175 = 12.70 mm)。
多列チェーン(2列・3列)もピッチは同じなので、同じ式で計算します(椿本チエインの選定例は 2 列のチェーンです)。
大スプロケットの歯数 N1
大きいほうのスプロケットの歯数です。式は N1 と N2 を入れ替えても同じ計算結果になります。
大スプロケットの歯数が 120 歯を越えるものは好ましくありません。速比は通常 1:7 以下とし、できれば 1:5 程度で使います。
小スプロケットの歯数 N2
小さいほうのスプロケットの歯数です。
一般の場合、小スプロケットの歯数は 17 歯以上、高速では 21 歯以上、低速の場合は 12 歯以上が適当です。
軸間距離
2つの軸の中心どうしの距離です。ピッチで割った数が式の Cp です。
一般的に好ましい軸間距離は、使用するチェーンピッチの 30〜50 倍です。脈動荷重が作用するときは 20 倍以下にします。
軸間距離の最短は、2つのスプロケットが互いに接触しない距離です。大同工業の資料は「両スプロケット半径の和以上」としています。外径の和の半分以下のときは計算しません。
リンク数
チェーンの長さをリンク数(ピッチの数)で表した数です。式の Lp です。
一般的には、チェーンの長さはなるべく偶数リンクに切り上げて選定します。軸間距離の関係でどうしても奇数リンクとなる場合は、オフセットリンクを使用しなければなりませんが、なるべくスプロケットの歯数または軸間距離を変えて偶数リンクになるようにしてください。
チェーンの呼び番号を選ぶと、計算します。
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