説明

ブロック積みのセメント量と砂の量(25 kg 袋は何袋)

1 m²当たりのセメントと砂に、積む面積を掛けて求めます。

1 m²当たりのセメントと砂

ブロック積みに使うセメントと砂は、積む面積に 1 m²当たりの量を掛けて求めます。1 m²当たりの量は厚さで変わります。

厚さセメント25 kg 袋砂
100 mm13.1 kg0.52 袋0.03 m³
30 L
120 mm16.6 kg0.66 袋0.03 m³
30 L
150 mm24.2 kg0.97 袋0.05 m³
50 L
190 mm35.3 kg1.41 袋0.07 m³
70 L

表の数は、公共建築工事標準単価積算基準(令和8年改定)のコンクリートブロック帳壁の表の所要量です。セメントは kg、砂は m³ で書いてあり、袋の数は書いてありません。

例えば 10 m × 1.2 m・120 mm(12 m²)なら、セメントは 12 × 16.6 = 199.2 kg、砂は 12 × 0.03 = 0.360 m³(360 L)です。

袋の数の求め方

袋の数は、セメントの kg を袋の重さで割って切り上げます。上の例は 199.2 ÷ 25 = 7.968 なので 8 袋 です。

林野庁の施工パッケージ型積算方式は、モルタル練の代表の材料を「セメント 高炉B 25kg袋入」としています(表4.8)。ほかの重さの袋は「ほかの重さ」を選んで、袋の重さを入力します。

20 kg の袋で同じ壁を積むなら、199.2 ÷ 20 = 9.96 で 10 袋 です。

1袋で積める面積

セメント1袋で積める面積は、袋の重さを 1 m²のセメントで割って求めます。120 mm なら 25 ÷ 16.6 = 約 1.51 m²で、ブロックにして約 19.6 個分です。合わせる砂は、その面積に 1 m²の砂を掛けた量です。

厚さ1袋で積める面積ブロック合わせる砂
100 mm1.91 m²24.8 個57.3 L
120 mm1.51 m²19.6 個45.2 L
150 mm1.03 m²13.4 個51.7 L
190 mm0.71 m²9.2 個49.6 L

表の量は端材等の割増しを含むので、この面積は割増しを見込んだうえで1袋が受け持つ面積です。

モルタルの調合と用途

公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版は、特記が無ければ、圧縮強さの区分が A(08)・B(12)・C(16) で目地幅が 10 mm 程度となるブロックのモルタルの調合(容積比)を、目地用 セメント1:砂2.5、化粧目地用 1:1、充填用 1:2.5 としています(表8.2.1)。充填用コンクリートは セメント1:砂2.5:砂利3.5 です(表8.2.2)。レディーミクストコンクリートを使う場合は、呼び強度 21・スランプ 21 cm です。

積み方は、横目地モルタルをブロック上端全面に、縦目地モルタルを接合面に、隙間なく塗り付けます(8.2.7)。縦目地の空洞部には、ブロック2段以下ごとに、モルタル又はコンクリートを充填します(8.2.8)。

積算基準の表は、セメントと砂を 1 m²当たり1行ずつにまとめていて、目地用と充填用には分けていません。このアプリも分けずに計算します。水の量は表にありません。

出典

ブロックの個数とセメント・砂を計算する