説明

ブロックの個数の計算(表の13個と割付の12.5個)

ブロックの個数は、割付で数える方法と、1 m²の所要量で求める方法があります。

割付で数える

割付で数えるときは、高さを1段の高さ 0.2 m で割って段数を求め、長さを1個の長さ 0.4 m で割って1段の個数を求めます。どちらも目地を含んだモデュール寸法(400 × 200 mm)です。個数 = 段数 × 1段の個数 です。

10 m × 1.2 m なら、6 段 × 25 個 = 150 個です。面積 12 m² × 12.5 個 = 150 個と同じ数になります。

1 m²の所要量で求める

積算基準の表は 1 m²当たり 13 個なので、12 m² × 13 個 = 156 個 です。割付の 150 個より 6 個多い数です。表の所要量は、端材等を考慮した割増しを含みます(公共建築工事標準単価積算基準(令和8年改定) 第1編 総則)。

このアプリは、表の所要量で求めた個数を大きく表示し、割付の数と、表の個数との差を「計算の内訳」に表示します。

ブロックの個数の例

割付の数と表の所要量の数を、長さと高さごとに並べました(どちらも切り上げ)。長さ × 高さの下の小さな字は段数、表の所要量の下は割付の数との差です。

長さ × 高さ1段の個数割付の数表の所要量
10 m × 1.2 m
6 段
25 個150 個156 個
差 6 個
6 m × 0.4 m
2 段
15 個30 個32 個
差 2 個
7.2 m × 1 m
5 段
18 個90 個94 個
差 4 個
3.3 m × 1.4 m
7 段
8.25 個58 個61 個
差 3 個
15 m × 2 m
10 段
37.5 個375 個390 個
差 15 個

ブロックの個数は、厚さによりません(どの厚さも 1 m²に 13 個)。3.3 m × 1.4 m のように長さが 0.4 m で割り切れないときは、1段の個数が 8.25 個のような端数になります。

端の切りと異形ブロック

長さが 0.4 m で割り切れないときは、段の端でブロックを切って合わせます。ガイドブックは、ブロックの外部形状による区分として基本形ブロック・基本形横筋ブロック・異形ブロックを挙げ、異形ブロックは隅用・半切など使い方による分け方としています。

横筋を挿入する部分には基本形横筋ブロックを使います(公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 8.2.7)。このアプリの個数は形を分けない数です。隅用・半切・横筋ブロックの内訳は、割付図で数えます。

切り上げ

個数は切り上げます。3.3 m × 1.4 m は 4.62 m²で、4.62 × 13 = 60.06 個なので 61 個 です。割付の数も 4.62 × 12.5 = 57.75 個を切り上げて 58 個です。

出典

ブロックの個数とセメント・砂を計算する