バックホウの作業量の計算でよくある質問と回答です。
バケット容量・作業効率・サイクルタイムから1時間の作業量
質問と回答
- 土量換算係数 f が式に無いのはなぜですか。
- このアプリは、高知県の標準歩掛と関東森林管理局の「第2編 林道」の式のとおりに計算します。どちらの式も Vs = 3,600 ÷ cm × q × E で、土量換算係数の項はありません。f を掛ける式で求めるよう決められている工事では、その式を定めた資料に従ってください。
- 計算した作業量は、地山の土量とほぐした土量のどちらですか。
- 2つの資料には、Vs がどの状態の土量かの説明がありません。作業効率の表は「地山の掘削積込」と「ルーズな状態の土砂積込」に分かれているので、作業の種類はそこで選びます。全体の施工量をどの状態の土量として計上するかは、使う歩掛と発注者の決まりに従ってください。
- 山積の容量を入力してしまいました。
- 式の q0 は平積標準バケット容量です。山積の値を入力すると q が大きくなり、作業量を多く見積もります(山積 0.45 m³(平積 0.35 m³)なら約 1.3 倍)。機械の規格の括弧の中の平積の値を入力し直してください。
- 作業量一覧表の値と 0.1 m³/h 違います。
- q を小数第2位に四捨五入してから計算しているかを確かめてください。平積 0.35 m³ の q は 0.343 ではなく 0.34 m³ です。このアプリは、関東森林管理局の「第2編 林道」の作業量一覧表(648 の値)と同じ値になることを確かめてあります。
- 表に無い大きな機械でも使えますか。
- 式は同じですが、表の秒数は高知県が小型バックホウ(0.04 m³)、関東森林管理局が山積 0.28〜0.80 m³ の規格の値です。ほかの機械では、発注者の歩掛の値や、現場で測った秒数を「秒を入力」で入力してください。
- 破砕岩や中硬岩の作業効率はどうすればよいですか。
- 破砕岩は中硬岩及び硬岩を破砕したもので、2つの資料ともルーズな状態の土砂積込にだけ値があります(高知県は普通 0.45・不良 0.30、関東森林管理局は良好 0.65・普通 0.50・不良 0.35)。地山のままの中硬岩・硬岩の値は表にありません。
- 現場条件の「普通」はどんなときに選びますか。
- 掘削深が最適でも地山が固い場合や、掘削深が最適でなくても土が緩んでいる場合など、良好と不良の条件がほぼ中位と考えられる場合です。作業現場の広さ、地山の固さ、作業妨害の多さ、連続作業ができるかで決めます。
出典
バケット容量・作業効率・サイクルタイムから1時間の作業量