1サイクルの所要時間(秒)は、旋回角度ごとの表から選びます。
バケット容量・作業効率・サイクルタイムから1時間の作業量
旋回角度と1サイクルの所要時間
サイクルタイム cm は、バックホウが掘削してから旋回して土を下ろし、元の位置へ戻るまでの1サイクルにかかる時間です。関東森林管理局の「第2編 林道」は、旋回角度ごとに次の秒数としています。高知県の標準歩掛の表のバックホウの値(90° 30 秒・180° 35 秒)も同じです。
| 旋回角度 | cm 秒 | 1時間のサイクル数 | Vs の例 m³/h |
|---|---|---|---|
| 45° | 28 | 128.6 | 28.4 |
| 90° | 30 | 120.0 | 26.5 |
| 135° | 32 | 112.5 | 24.9 |
| 180° | 35 | 102.9 | 22.7 |
Vs の例は、山積 0.45 m³(平積 0.35 m³)(q 0.34 m³)・地山の掘削積込・砂・砂質土・普通(E 0.65)のときの値で、関東森林管理局の「第2編 林道」の作業量一覧表と同じです。旋回角度が大きいほど1サイクルが長くなり、1時間の作業量が減ります。
掘削は 90°、掘削積込は 180°
2つの資料とも、通常の積算では、掘削は 90°、掘削積込は 180° 旋回を標準とすると書いています。ダンプトラックなどへの積込みまで行う掘削積込は 180°、積込みの無い掘削は 90° です。現場の配置で旋回角度がはっきり違うときは、45° や 135° の値も選べます(関東森林管理局の表の値)。
秒数を入力するとき
表の秒数は、高知県の標準歩掛が小型バックホウ(0.04 m³)、関東森林管理局の「第2編 林道」が山積 0.28〜0.80 m³ の機械の値です。ほかの機械や、現場で測った秒数で計算するときは「秒を入力」を選びます。何サイクルか続けて測った時間を、サイクルの数で割ると、1サイクルの平均の秒数になります。
バックホウの式は cm を秒で書くので、3,600 を cm で割ります。同じ関東森林管理局の資料のブルドーザの式は、1サイクルの所要時間を分で書くので VB = 60 ÷ Cm × q × E です。分で控えた値は 60 を掛けて秒にしてから入力します(0.5 分なら 30 秒)。このアプリは 5〜600 秒の範囲だけを受け付けます。
出典
バケット容量・作業効率・サイクルタイムから1時間の作業量