説明

雨樋の計算のよくある質問

雨樋の計算で迷いやすい所と、答えの扱いです。

屋根の面積は、勾配なりの面積ですか

いいえ。真上から見た水平投影の面積です。資料の A は「屋根投影面積」、a は「屋根水平奥行き」です。

落とし口が何か所かあるときは

1か所あたりの受け持ちがいちばん広い所で見ます。屋根全体の面積から落とし口の数の見当を付けるときは、「面積」の画面に屋根全体の面積を入れます。

金属の軒樋や箱樋も計算できますか

式は同じですが、資料にある表面粗度係数は、硬質ポリ塩化ビニルの軒樋の 0.01 だけです。ほかの材料の軒樋は、メーカーの資料の値を「詳しい設定」の粗度係数に入れます。箱樋(底が平らで両側が立った形)は、幅と深さから排水断面積と潤辺長を出せます。

高排水の仕様は計算できますか

高排水の仕様は、通常の排水計算式が当てはまりません(パナソニックの資料)。メーカーの排水能力表の排水能力(L/s)を「面積」の画面に入れて、落とし口1か所の面積を出します。

縦樋の排水断面積が分からないときは

丸い縦樋は、内径から π × 内径² ÷ 4 で出せます(計算の画面の「丸い縦樋の内径」)。積水化学の資料の VP75 は 0.00466 m²(46.6 cm²)です。

雨の量と排水能力がちょうど同じときは

資料の判定は Q < Q1・Q < Q2 です。この道具も、ちょうど同じときは足りない(✗)としています。

降雨強度は何を入れればよいですか

用途で決めるなら、積水化学の資料の基準(住宅用の軒樋 100 mm/h・大型用の軒樋 180 mm/h・谷樋 240 mm/h)、地域で決めるなら、パナソニックの資料の地域別降雨強度(160・140・120・100 mm/h)があります。詳しくは「降雨強度の決め方」にまとめました。

答えの扱い

出典

雨樋の計算をする