割付本数は、長さ ÷ 間隔を切り上げた整数に1を足します。
決まり
割付本数 = 長さ ÷ 間隔(切り上げ)+ 1
公共建築数量積算基準では、鉄筋の割付本数が設計図書に記載されていない場合、その部分の長さを鉄筋の間隔で除し、小数点以下第1位を切り上げた整数(同一の部分で間隔の異なる場合はその整数の和)に1を加えます(第4編 第3章 第2節 1 通則 7))。両端に1本ずつ置くので、間隔の数より1本多くなります。
例
| 長さ | 間隔 | 長さ÷間隔 | 切り上げ | 本数 |
|---|---|---|---|---|
| 10 m | @200 | 50 | 50 | 51本 |
| 10 m | @300 | 33.33… | 34 | 35本 |
| 4.55 m | @200 | 22.75 | 23 | 24本 |
| 3.6 m | @150 | 24 | 24 | 25本 |
| 1.1 m | @100 | 11 | 11 | 12本 |
長さを m、間隔を mm で入れます。割り切れるとき(10 m を @200)は、そのまま 50 に1を足して 51本です。割り切れないときは、小数点以下を切り上げてから1を足します。
端部と中央で間隔が違うとき
同じ部分の中で間隔が違うときは、区間ごとに切り上げた整数を足してから、1を足します。例えば、両端の 1.0 m を @100、中央の 3.0 m を @200 で並べると、10 + 15 + 10 + 1 = 36本です。区間ごとに1を足すと、区間の境目の鉄筋を2回数えてしまいます。
壁式構造の壁の横筋
壁式構造の壁の横筋は、通則にかかわらず、壁高さを鉄筋間隔で除し、小数点以下第1位を切り上げた整数から1を差し引いた本数とします(第4編 第3章 第2節 2(5)2)-4 横筋 ③)。壁高さ 2.7 m を @200 なら、2.7 m ÷ 200 mm を切り上げて 14、1を引いて 13本です。本数のタブは通則の数え方(+1)なので、横筋はタブの答えから2を引いた本数になります。
壁式構造の縦筋は、壁の内法長さから通則の数え方で本数を出し、壁の接続部と縦補強筋の箇所数を差し引きます。
設計図書に本数があるとき
この数え方は、割付本数が設計図書に書いていないときの決まりです。配筋図や特記に本数が書いてあれば、その本数を使います。出した本数は「この本数で重量を出す」で重量のタブへ渡せます。