胴の内径と長さを入力し、鏡板の形と枚数を選ぶと内容積を表示します。
胴の内径・長さと鏡板の形・枚数から、円筒タンクの内容積(L・m³)
入力のしかた
円筒の胴の両端に鏡板が付いたタンクの内容積を求める画面です。横置きのタンクも縦置きのタンクも、入力する寸法は同じです。
- 胴の内径 D(mm)を入力します。板厚を除いた内側の寸法です。
- 胴の長さ L(mm)を入力します。鏡板の T.L(曲線部と直線部の境界線)から、反対側の T.L までの長さです。
- 鏡板の形を選びます。10%皿形・2:1半だ円体・半球・欠球型・平板の5つです。
- 鏡板の枚数を選びます。両側が同じ形の鏡板なら2枚、片側が平板なら1枚です。平板を選んだときは枚数の欄は表示しません。
- 欠球型を選んだときは、欠球型の高さ(W.L から頂点までの内側の高さ)も入力します。
入力すると、いちばん上にタンクの内容積(L)、その下に内容積(m³)と、鏡板があるときは胴の容積・鏡板1枚の容積を表示します。タンクの図は D・L・T.L の場所を示すもので、胴の長さは縮尺どおりではありません。
例: 内径 1,000 mm・胴の長さ 2,000 mm・2:1半だ円体の鏡板2枚
胴の容積は 1,570.8 L、2:1半だ円体の鏡板1枚の容積は 130.9 L で、内容積は 1,570.8 + 130.9 × 2 = 1,832.6 L(1.833 m³)です。
同じ内径と胴の長さで、鏡板の形だけを替えたときの内容積です(鏡板は2枚)。
| 鏡板の形 | 鏡板1枚の容積(L) | 内容積(L) |
|---|---|---|
| 10%皿形 | 99.0 | 1,768.7 |
| 2:1半だ円体 | 130.9 | 1,832.6 |
| 半球 | 261.8 | 2,094.4 |
| 欠球型(高さ 200 mm) | 82.7 | 1,736.3 |
| 平板 | 0 | 1,570.8 |
計算結果の読み方と丸め
「計算の内訳」を開くと、使った式と、mm の寸法で計算した容積(mm³)が表示されます。1 L は 1,000,000 mm³、1 m³ は 1,000 L です。
表示は、L が小数第1位、m³ が小数第3位までの四捨五入です。内容積は丸める前の胴と鏡板の容積を合計してから丸めるので、表示した胴と鏡板の容積から合計し直すと、最後の桁が違うことがあります。
空の欄があるあいだは計算結果を表示しません。0 や負の数、数でない字を入力したときは、どの欄を直せばよいかを1行で表示します。欠球型の高さは胴の内径の 1/2 までで、1/2 のときは半球と同じ容積です。
この計算に含めないもの
ノズル・マンホール・タンク内部の加熱用の配管などの容積と、板厚は計算に含めません。危険物のタンクの容量(内容積から空間容積を差し引いた容積)の算定と、許可の判断もしません。危険物のタンクの扱いは「危険物のタンクの容量と空間容積」にまとめました。
出典
- 消防庁 消防危第42号「タンクの内容積の計算方法について」(平成13年3月30日・消防庁危険物保安室長): 別添1 第2 1(2) 円筒・2(1) 胴の断面が円形の鏡板の式
胴の内径・長さと鏡板の形・枚数から、円筒タンクの内容積(L・m³)