胴の長さの測り方、外径からの内径、液面までの量、角形のタンクについてです。
胴の内径・長さと鏡板の形・枚数から、円筒タンクの内容積(L・m³)
胴の長さはどこからどこまでですか
鏡板の T.L から、反対側の鏡板の T.L までです。消防危第42号 別添1 の10%皿形と2:1半だ円体の図では、T.L(鏡板などの曲線部と直線部の境界線)から上が鏡板部分、下が胴部分で、W.L(溶接線)は T.L より胴の側にあります。鏡板の直線部は胴部分に含まれるので、W.L から W.L で測ると直線部の長さの分だけ胴の容積が少なくなります。欠球型の鏡板の図には T.L が無く、W.L から高さを測ります。
外径しか分からないときは
式の D は内径です。外径から板厚の2倍を引いて内径にします。例: 外径 1,012 mm・板厚 6 mm なら、内径は 1,012 − 6 × 2 = 1,000 mm です。鏡板の容積も内径 D から求めるので、鏡板の板厚は入力しません。
横置きと縦置きで内容積は変わりますか
胴と鏡板の形と寸法が同じなら、内容積は同じです。危険物のタンクで、縦置きのタンクの上の鏡板が屋根に当たるときは、その部分を内容積から除きます(規則 第2条)。除くかどうかは「危険物のタンクの容量と空間容積」を見てください。
液面の高さまでの量は求められますか
このアプリはタンク全体の内容積だけを求めます。途中の液面の高さまでの量は求めません。
角形のタンクは計算できますか
このアプリは円筒の胴のタンクだけです。消防危第42号 別添1 第2 の角柱型の式は V = abL(a・b は断面の2辺・L は長さ)で、3辺を掛けた値です。
10%皿形の係数 0.09896 は何ですか
中央の半径 R = D・すみの丸みの半径 r = 0.1D・高さ 0.194D の10%皿形鏡板の容積を、内径 D の3乗に掛ける係数で表した値です(別添1 第2 2(1)①)。内径を mm で入力すると mm³ で求まり、内径 1,000 mm なら 99.0 L です。
L・m³・kL の関係は
1 m³ = 1 kL = 1,000 L です。画面のいちばん上の内容積は L、その下の内容積は m³(kL と同じ数)で表示します。
出典
- 消防庁 消防危第42号「タンクの内容積の計算方法について」(平成13年3月30日・消防庁危険物保安室長): 別添1 第2 記号の定義(T.L・W.L)・1(1) 角柱型・2(1) 鏡板の図と式
- 危険物の規制に関する規則(昭和34年総理府令第55号)第2条・第3条(e-Gov 法令検索): 第2条(屋根を有するタンクの内容積)
胴の内径・長さと鏡板の形・枚数から、円筒タンクの内容積(L・m³)