H・L・A・B を入力して梁断面を選ぶと、吹付枠の延長を計算します。
枠の範囲・間隔・梁断面から、縦枠と横枠の延長
入力するもの
法枠を組む範囲を長方形として、外側の寸法と枠の間隔を入力します。記号は、国土交通省の土木工事数量算出要領 5.1.3 吹付枠工の「設計量算出例」の図と同じです。長さはどれも m で入力します。
- 縦の長さ H: 法面に沿った縦(法長方向)の長さです。いちばん上の横枠の外側から、いちばん下の横枠の外側まで測ります。縦枠1本の延長がこの長さです。
- 横の長さ L: いちばん左の縦枠の外側から、いちばん右の縦枠の外側までの長さです。
- 縦の間隔 A: 横枠の中心から、となりの横枠の中心までの間隔です。
- 横の間隔 B: 縦枠の中心から、となりの縦枠の中心までの間隔です。2,000 mm の間隔なら 2.0 と入力します。
- 梁断面: 150×150・200×200・300×300・400×400・500×500・600×600 から選びます。梁断面は W×W の正方形で、梁幅 W を計算に使います。
計算結果の見方
いちばん大きく表示されるのが、吹付枠の延長の合計(m)です。その下に縦枠と横枠それぞれの延長、縦枠の本数、横枠の段数が並びます。図は、アプリの色で塗った縦の梁が縦枠(1本が H の長さ)、灰色の横の梁が横枠(縦枠のあいだに内法 b ずつ)です。枠が多いときは、図だけ横に8・縦に6までを描きます。
「計算の内訳」には、要領の式に入力した数を当てはめた途中の式と、横枠の内法 b(B − W)、位止めの前の数が表示されます。数量計算書の検算に使えます。
例: 要領の図と同じ割付
要領の図は、横に6・縦に4の枠が並ぶ割付です。梁断面 300×300(W = 0.3 m)、A = B = 2.0 m なら、L = 2.0 × 6 + 0.3 = 12.3 m、H = 2.0 × 4 + 0.3 = 8.3 m です。
この4つと梁断面を入力すると、縦枠 7本 × 8.3 m = 58.1 m、横枠 1.7 m × 6 × 5段 = 51.0 m、合計 109.1 m になります。
割り切れないと表示されたとき
(L − W)÷ B と(H − W)÷ A は、横と縦に並ぶ枠の数です。整数にならない入力では延長を計算せず、割り切れる L・H を前後1つずつ表示します。押すとその値が欄に入ります。
例えば L 10 m・H 20 m・A = B = 2.0 m・梁断面 200×200 では(L − W)÷ B = 4.9、(H − W)÷ A = 9.9 なので、L は 8.2 m か 10.2 m、H は 18.2 m か 20.2 m が表示されます。
単位と入力できる範囲
H・L・A・B はどれも m です。H は 1,000 m まで、L は 10,000 m まで、A と B は 100 m までを入力できます(入力の誤りを防ぐための上限で、要領の値ではありません)。全角の数字や、3桁ごとのカンマも読めます。A と B は梁幅 W より大きくします(内法が 0 以下になると枠が開きません)。
出典
枠の範囲・間隔・梁断面から、縦枠と横枠の延長