交点の扱い・H と直高の違い・小数第1位の理由などをまとめました。
枠の範囲・間隔・梁断面から、縦枠と横枠の延長
縦枠と横枠の交わる所は2回計上しますか
しません。要領の式は、縦枠を H の長さの通しで計上し、横枠は縦枠のあいだの内法 b(B − W)だけを計上します。交わる所は縦枠の側に1回だけ入ります。
H は直高ですか
いいえ。H は法枠を組む範囲の、法面に沿った縦の長さです。縦枠は法面の上に組むので、1本の延長は法面に沿って測った長さになります。法面の上から下まで枠を組むなら、H は法長に当たります。直高(高さの差)を入れると、延長が短く計算されます。
延長が小数第1位になるのはなぜですか
要領の 1.2 は算式計算の結果を四捨五入して位止めするとし、1.5 は表-1〜3に無いものは表-1に準ずるとしています。表-1の距離・法長が小数第1位(第2位を四捨五入)なので、縦枠と横枠の延長をそれぞれ小数第1位にしてから合計しています。位止めの前の数は「計算の内訳」に表示されます。
梁断面が違う枠が混ざるときは
吹付枠は規格(梁断面)ごとに区分して算出します。梁断面ごとに範囲を分けて、それぞれ計算してください。コンクリート吹付とモルタル吹付も、それぞれの施工延長として分けて算出します。延長の式はどちらも同じです。
法面が長方形でないときは
要領の式は、図のような長方形の割付を基本としています。台形などの形の違う法面は、長方形の範囲に分けて計算するか、設計図の梁の長さから算出します。要領の 1.2 は、長さの計算は数学公式によるほかスケールアップによることができ、CAD ソフト等による算出結果も、適宜結果の確認をした上で適用できるとしています。
枠の間隔を mm で入力できますか
m で入力します。2,000 mm の間隔は 2.0、1,500 mm は 1.5 です。A と B の欄は 100 m までなので、mm のつもりで 2000 と入力すると、範囲の外として知らせます。梁断面は mm の区分(150×150 など)から選びます。
出典
- 国土交通省「令和8年度 土木工事数量算出要領」(令和8年4月)第1編 1.2 数量計算方法・1.5 数量計算の単位及び数位・5.1 法枠工(5.1.1 プレキャスト法枠工・5.1.2 現場打法枠工・5.1.3 吹付枠工)・5.2 吹付工(四国地方整備局の公開版)(1.2 数量計算方法・1.5 表-1・5.1.3 吹付枠工(1-5-6〜1-5-8))
枠の範囲・間隔・梁断面から、縦枠と横枠の延長