故障強度率は、負荷時間に対して故障で停止した時間の割合です。
稼働時間と故障回数から平均故障間隔を計算
故障停止時間を負荷時間で割る
故障強度率は、負荷時間の合計に占める故障停止時間の合計を百分率で表す指標です。機械保全技能検定2021年度2級機械系問10に算定式があり、公式正解は○です。
故障強度率(%)= 故障停止時間の合計 ÷ 負荷時間の合計 × 100
分子と分母の時間の単位をそろえて計算します。本アプリは両方ともhで入力します。負荷時間の一部として故障停止時間を集計するため、故障停止時間が負荷時間を超える条件は受け付けません。設備の対象範囲や集計期間が食い違っていないかを確認します。
停止時間1・2・4時間の計算例
2022年度1級機械系問10には、負荷時間100 hのうち、3回の故障停止時間がそれぞれ1 h、2 h、4 hという条件があります。故障停止時間は合計7 hです。この時間の条件を2021年度の故障強度率の式に用いると、7 h ÷ 100 h × 100 = 7 %となります。
2022年度問10そのものが尋ねている指標は故障度数率です。ここで示す故障強度率は、問題中の時間を使った補足計算であり、正解表から転記した値ではありません。故障停止の回数を使う指標と、停止時間を使う指標を区別します。
修復時間を自動で代用しない理由
修復作業を記録した時間と、設備が故障で停止していた時間が一致するとは限りません。そのため、本アプリはMTTR用の修復時間を故障強度率の欄へ自動で転記しません。故障停止時間には停止記録で確認した合計を使用します。
また、負荷時間を稼働時間と修復時間の合計から自動で求めることもしません。修復以外の停止がある記録では、この合計が負荷時間と一致しないためです。故障強度率が0 %なら負荷時間中の故障停止時間が0、100 %なら入力した負荷時間の全てが故障停止だったことを表します。
出典
算定式は2021年度2級問10(本文2ページ)。補足例の時間条件は2022年度1級問10(本文1ページ)です。
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