平均故障間隔は稼働時間、平均修復時間は修復時間を故障回数で割ります。
稼働時間と故障回数から平均故障間隔を計算
MTBF=総動作時間÷総故障数
MTBFはMean Time Between Failuresの略で、平均故障間隔を表します。機械保全技能検定2024年度特級問34では、総動作時間を総故障数で除した値とする選択肢アが正解です。本アプリでは、総動作時間を「稼働時間の合計」、総故障数を「故障停止回数」として入力します。
MTBF = T ÷ N
Tは対象期間の稼働時間の合計(h)、Nは故障停止回数(回)です。Tを時間で集計すればMTBFも時間になります。カレンダー上の経過時間や、修復時間を含む時間をそのままTとしないようにします。修復時間を分子にすると、別の指標であるMTTRの計算になります。
MTTR=修復時間の合計÷故障停止回数
MTTRはMean Time To Repairの略で、平均修復時間です。日本プラントメンテナンス協会「経営のための保全学」の図7・2では、停止時間の合計を停止回数で割る算定式とともに掲載されています。本アプリでは、技能検定の例題に合わせて、故障の修復にかかった時間を入力します。
MTTR = R ÷ N
Rは入力した故障に対応する修復時間の合計(h)、Nは故障停止回数(回)です。人員別の延べ作業時間ではなく、修復にかかった時間を使います。停止から復旧までの時間と、実際の修復作業時間を別々に記録している場合は、どちらの定義で集計したかを記録し、比較する月でもそろえます。
単位と丸め方
平均時間を分で確認するときは、時間で求めた値に60を掛けます。1 hは60 minです。アプリは丸める前の計算結果を使って分へ換算するため、表示された時間を先に丸めてから換算した数値とは、最後の桁が異なる場合があります。出典には表示桁数の指定がないため、小数第3位までの表示はアプリの表示上の決まりです。
出典
2024年度特級問34(本文10ページ、PDF11ページ)の正解アと、図7・2(本文126ページ、PDF74ページ)を確認しています。
稼働時間と故障回数から平均故障間隔を計算