袋数は、固化材の使用量(kg)を1袋の重さで割り、小数点以下を切り上げて求めます。
改良する体積と添加量から、固化材のトン数と袋数
袋数の求め方
袋数 = 固化材の使用量(t)× 1,000 ÷ 1袋の重さ(kg)で、小数点以下は切り上げます。切り捨てると使用量に足りないので、端数は1袋に数えます。割り切れるとき(1,040 kg ÷ 20 kg = 52)は切り上げません。
| 使用量 | 1袋の重さ | 割った数 | 袋数 |
|---|---|---|---|
| 1.040 t | 20 kg | 52 | 52 袋 |
| 1.040 t | 25 kg | 41.6 | 42 袋 |
| 10.350 t | 1,000 kg | 10.35 | 11 袋 |
| 34.558 t | 1,000 kg | 34.56 | 35 袋 |
上から、表層改良 100 m² × 0.2 m・50 kg/m³・ロス率 4 %(2行)、表層改良 300 m² × 0.5 m・60 kg/m³・ロス率 15 %、柱状改良 φ1000 × 8 m × 20本・250 kg/m³・ロス率 10 % の使用量です。
1袋の重さは製品の表示を確かめて入力します。このアプリでは「詳しい設定」の「1袋の重さ」に入力すると、使用量の下に袋数を表示します。
1トンパック(フレコン)
施工パッケージ型積算基準(安定処理工)の代表機労材規格は、セメント系固化材 一般軟弱土用・フレコン・1トンパックです。1トンパックなら、1袋の重さに 1000 を入力すると、使用量(t)を切り上げた数がフレコンの数です。スラリー撹拌工の設計書(奈良国道事務所)は、セメント系固化材(特殊土用)を「バラ」で計上しています。袋ではなく、ばらで受け入れるときは袋数は要りません。
フレコンの取扱い
セメント協会のよくある質問(Q22)は、フレキシブルコンテナ(通称フレコン)の取扱いを次のようにまとめています。
- 吊りロープまたは吊りベルトをフックに正しく掛けてから吊り下げます。片吊りは危険なのでしません。急な吊り上げ、吊り下ろし、横引きはしません。
- 吊り上げたフレコンの下に入って開口しません。開口部が地面に触れないように吊り上げて排出し、高く上げ過ぎると発塵の可能性があります。内容物は残留しないよう全量排出します。
- 保管の際は、水や湿気が浸入しないようにします。パレット等で嵩上げしてシートを被せ、シートが飛ばないようにロープ等で固定します。
保管と使用期限・安全衛生
材料の使用期限について、同じよくある質問(Q21)は、保管状態にもよりますが長期間の保存は湿気による製品の劣化要因となるので、できるだけ早めに使うよう求めています。袋数を求めるときは、使う時期に合わせて分けて頼むことも考えます。
安全衛生(Q15)では、施工者は保護手袋、保護衣、保護長靴、防塵眼鏡、防塵マスクを着用して作業し、製品の使用に当たっては各メーカーの安全データシート(SDS)を事前に確認するよう求めています。
出典
改良する体積と添加量から、固化材のトン数と袋数