説明

型枠の開口部と接続部の差し引き(0.5 m²・1.0 m² の決まり)

開口部は見付 0.5 m² 以下、接続部は 1.0 m² 以下なら型枠を引きません。

開口部

窓・出入口などの開口部で型枠を引くときは、建具類などの内法寸法で引きます(第4編 第2章 第2節 1 通則(2)3))。開口部の内法の見付面積が1か所当たり 0.5 m² 以下なら、型枠は引きません。また、開口部の見込部分(開口の周りの、壁の厚さの分の面)の型枠は測りません。

壁の開口は両面の型枠を引き、スラブの開口は底面の型枠を引きます。このアプリは見付面積を小数点以下第2位に四捨五入してから 0.5 m² 以下かを判定するので、0.71 × 0.71 = 0.5041 m² は 0.50 m² になり、引きません。

開口部: 見付(幅 × 高さ)× 面の数(壁は2・スラブは1)× 箇所数。見付が1か所 0.5 m² 以下なら引かない
開口部内法(m)見付(m²)引く(m²)
出入口(壁)0.9 × 21.803.60
小さな開口 2 か所(壁)0.3 × 0.3 × 2 か所0.09引かない
0.5 m² ちょうど(壁)1 × 0.50.50引かない
0.5 m² を超える(壁)0.85 × 0.60.511.02
四捨五入で 0.50 m²(壁)0.71 × 0.710.50引かない
床の開口(スラブ)1 × 0.80.800.80
小さな床の開口(スラブ)0.6 × 0.60.36引かない

接続部

型枠の数量は、部分ごとの側面と底面の面積から、接続部の面積を差し引いた面積です(1 通則(2)1))。次の4つの接続部は、「さきの部分」の接続部の型枠を面積によらず引きます(1 通則(2)2))。

これ以外の接続部は、面積が 1.0 m² 以下の箇所なら型枠を引きません。梁の下に付く壁や、柱の横に付く壁の接続部などがこれに当たり、1か所が 1.0 m² を超えるときだけ引きます。

このアプリでは、梁と床板・基礎梁と底盤の接続部を、部材の行(スラブ厚・底盤の厚さの欄)で引きます。同一幅の柱と梁、壁式構造の壁と床板、そのほかの接続部は、接続部の行に入力します。

接続部: 1か所の面積 × 箇所数。そのほかの接続部は1か所 1.0 m² 以下なら引かない
接続部寸法(m)1か所(m²)引く(m²)
同一幅の柱と梁0.6 × 0.8 × 2 か所0.480.96
梁の下の壁(厚さ 180 mm)0.18 × 61.081.08
梁の下の壁(厚さ 150 mm)0.15 × 60.90引かない
ちょうど 1.0 m²0.2 × 51.00引かない
柱と幅の違う梁0.4 × 0.7 × 4 か所0.28引かない

例: 柱 600×600 mm・高さ 3.5 m の型枠 8.40 m² から、同じ幅 600 mm の梁(せい 800 mm)の接続部 0.48 m² を2か所引くと 7.44 m² です。種類は「同一幅の柱と梁など」を選びます。

出典

基準・規格の表や条文は丸ごと載せていません。式と、要る決まりだけを引いています。

型枠の面積を計算する