説明

ガス使用量の計算の使い方(ガス消費量・使用時間・日数)

ガスの種類・ガス消費量・使用時間・日数の入力のしかたと、計算結果の読み方です。

使い方

器具のガス消費量(kW)と、1日に使う時間・日数から、その期間のガスの使用量を求めます。都市ガス 13A は m³、LPガス(プロパン)は m³ と kg で表示します。あわせて、ガス消費量のまま1時間使ったときのガス流量(m³/h)と、ガス消費量を kcal/h に換算した値も表示します。

  1. 「ガスの種類」で、都市ガス 13A・LPガス(プロパン)・熱量を入力 のどれかを選びます。選ぶまでは計算しません。同じガス消費量でも、LPガスの m³ は 13A の m³ の約 1/2.3 になるためです。
  2. 「熱量を入力」を選んだときは、ガス会社の供給約款などにある標準熱量(MJ/m³)を入力します。
  3. 器具の銘板・取扱説明書・カタログにある「ガス消費量」(kW)を入力します。kcal/h で書いてあるときは 860 で割って kW にします。
  4. 1日に使う時間(時間/日)と日数(日)を入力します。30分は 0.5、15分は 0.25 です。
  5. 計算結果のいちばん上が期間のガス使用量です。LPガスは重さ(kg)も表示します。その下に1時間当たりのガス流量と、kcal/h のガス消費量が並びます。式と使った値は「計算の内訳」で確かめられます。

使用時間と日数を入力していないときは、1時間当たりのガス流量だけを表示します。入力していない時間や日数を仮に置いて、使用量を計算することはしません。

計算の例

都市ガス 13A で、ガス消費量 46.5 kW の器具を1日 0.5 時間、30 日使うと、使用熱量は 2,511 MJ、ガス使用量は 55.8 m³ です。同じ条件で LPガス(プロパン)なら 49 kg・24.6 m³ です。

器具が何台かあるとき

ガス使用量は器具ごとに計算して合計します。例: コンロのバーナー 4.2 kW を1日 1 時間(30 日で 10.08 m³)と、46.5 kW の器具を1日 0.5 時間(30 日で 55.8 m³)なら、合計 65.88 m³ です(都市ガス 13A)。

実際の使用量との違い

計算結果は、入力したガス消費量のまま使い続けたときの量です。火力を絞って使う器具や、燃焼を自動で調整する器具は、実際の使用量がこれより少なくなります。

ガスの料金は、ガスメーターの読みで算定した使用量にもとづき、基本料金と従量料金(原料費調整額を含む)の合計になります(仙台市ガス局の供給条件等説明書)。料金の目安を知りたいときは、ガス使用量に契約の単位料金(1 m³ 当たり)を掛け、基本料金を加えます。

よくある質問

計算結果と検針の数が合いません

主な理由は2つです。1つは、器具が火力を絞って使われ、ガス消費量より少なく燃えていることです。もう1つは、ガスの体積が温度と圧力で変わることです。都市ガスの熱量は 0℃・101.325 kPa の乾燥したガス 1 m³ 当たりの値で、東京ガスは、ガスメーターの使用量からエネルギー量を求めるときは標準状態に換算してから熱量を掛けると説明しています。

ガスメーターの能力と比べられますか

ガスメーターの能力は「適正に計量できる範囲内の使用可能な最大流量」で、立方メートル毎時(m³/h)で表します(仙台市ガス局の約款)。1時間当たりのガス流量は同じ単位なので目安として比べられますが、器具を同時に使う台数などで必要な能力は変わります。メーターの選定は、ガス会社に確かめてください。

LPガスは kg と m³ のどちらで見ればよいですか

日本LPガス協会の換算係数は、立方メートル(m³)で計量した使用量をキログラム(kg)に換算するための値です。m³ で計量した使用量と比べたいときは m³ を、容器の中身の重さと比べたいときは kg を見ます。

出典

ガス使用量を計算する