器具のガス消費量と使う時間の例で、月の使用量を計算しました。
ガス消費量を確かめる
ガス消費量は、器具の銘板・取扱説明書・カタログに「ガス消費量」として kW で書いてあります。器具はガスの種類に合わせて作られていて、13A の地域では 13A とされている器具を使います(仙台市ガス局の供給条件)。使うガスに合った器具の数を入力してください。kcal/h で書いてあるときは 860 で割って kW にします(例: 10,000 kcal/h ÷ 860 = 11.63 kW)。
計算の例(30日)
下の表のガス消費量と使用時間は、計算の例として置いた数です。お使いの器具の数は、銘板などで確かめてください。
| 器具の例 | ガス消費量(kW) | 使用時間(時間/日) | 13A(m³) | LPガス(m³) | LPガス(kg) |
|---|---|---|---|---|---|
| ガスコンロ(1口) | 4.2 | 1 | 10.08 | 4.444 | 8.852 |
| 給湯器 | 46.5 | 0.5 | 55.8 | 24.6 | 49 |
| 暖房機 | 5 | 6 | 72 | 31.74 | 63.23 |
| 業務用ボイラー | 200 | 8 | 3,840 | 1,693 | 3,372 |
給湯器のガス使用量
給湯器のように燃焼を自動で調整する器具は、銘板のガス消費量より少なく燃えている時間があります。この計算はガス消費量のまま燃え続けたと見た量なので、そのような器具では多めの見積もり(上限の目安)になります。お湯を使う時間を短く入力し過ぎると少なめになるので、シャワーや給湯の時間を合計して入力します。
ガスコンロのガス使用量
コンロのガス消費量は、バーナー(口)ごとに書いてあることがあります。何口かを同時に使うときは、口ごとに計算して合計します。弱火で使う時間が長いときは、実際の使用量が少なくなります。
ボイラー・業務用の器具のガス使用量
ボイラーや業務用の厨房機器はガス消費量が大きく、使う時間も長いので、月の使用量が大きくなります。1時間当たりのガス流量(m³/h)は、ガスメーターの能力(使用可能な最大流量・m³/h)と同じ単位です。メーターや配管の大きさは、ガス会社や設備の設計者に確かめてください。
出典
- 仙台市ガス局「供給条件等説明書(都市ガス用 平成29年4月1日時点)」(8. 供給ガスの熱量、圧力及び燃焼性: 類別 13A・標準熱量 45 メガジュール・最低熱量 44 メガジュール)
- 仙台市ガス局「仙台市ガス最終保障供給約款」(令和7年4月21日実施)(3. 用語の定義(熱量=温度0度及び圧力 101.325 キロパスカルの状態のもとにおける乾燥したガス1立方メートルの総熱量・標準熱量・ガスメーターの能力)・17. 計量の単位・34. 標準熱量 45 メガジュール)
- 日本LPガス協会「プロパン、ブタン、LPガスの立方メートルからキログラムへの換算係数について」(プロパンの単位発熱量 51.24 MJ/kg・産気率 0.502 m³/kg(1 m³=1.99 kg)と、その算定の式)
- 省エネルギーセンター「省エネチューニング ガイドブック」付表(エネルギー単位熱量・エネルギー単位換算表)(3.6 kJ=0.860 kcal=1 W・h(1 kW=860 kcal/h)・都市ガスは「ガス会社ごとの単位発熱量とする」)