説明

ガス使用量の計算式(kW から MJ・m³・kg)

使用熱量を求め、ガスの熱量で割って m³ や kg にします。

計算式

使用熱量 E(MJ)= ガス消費量 P(kW)× 3.6 × 使用時間 t(時間/日)× 日数 d(日) 都市ガス 13A:ガス使用量 V(m³)= E ÷ 45 熱量を入力:V(m³)= E ÷ H LPガス(プロパン):重さ m(kg)= E ÷ 51.24、V(m³)= m × 0.502 1時間当たりのガス流量 q(m³/h)= P × 3.6 ÷ H(LPガスは P × 3.6 ÷ 51.24 × 0.502) ガス消費量(kcal/h)= P × 860

P は器具のガス消費量(kW)、t は1日に使う時間、d は日数、H はガスの熱量(MJ/m³)です。都市ガス 13A は H = 45 MJ/m³ で計算します。

3.6 の意味(kW を MJ にする)

ワット(W)は1秒当たりのジュール(J/s)で、1時間は 3,600 秒です(国際単位系)。1 kW を1時間使うと 1,000 J/s × 3,600 s = 3,600,000 J = 3.6 MJ になります。ガス消費量(kW)に 3.6 を掛けると、1時間当たりの熱量(MJ/h)になります。

45・51.24・0.502 の意味

45 MJ/m³ は、都市ガス 13A の標準熱量です(仙台市ガス局の供給条件。標準熱量は、毎月測る熱量の算術平均値の最低値)。使用熱量を 45 で割ると、13A の体積(m³)になります。

51.24 MJ/kg はプロパンの単位発熱量、0.502 m³/kg はプロパンの産気率です(日本LPガス協会)。使用熱量を 51.24 で割ると重さ(kg)、それに 0.502 を掛けると体積(m³)になります。1 m³ のプロパンが持つ熱量は 51.24 ÷ 0.502 = 約 102.1 MJ で、13A の約 2.3 倍です。

途中の数を追った例

ガス消費量 46.5 kW・1日 0.5 時間・30 日の場合です。都市ガス 13A:

LPガス(プロパン):

計算結果は有効数字4桁で四捨五入しています(1,000 以上は1の位まで)。途中の数は丸めずに計算しています。

ガス消費量ごとの1時間当たりのガス流量

ガス消費量のまま1時間使ったときの量です。計算の画面と同じ式で、このページを作るときに求めました。

ガス消費量(kW)13A(m³/h)LPガス(m³/h)LPガス(kg/h)kcal/h
10.080.035270.07026860
4.20.3360.14810.29513,612
12.510.44090.878210,750
201.60.70541.40517,200
46.53.721.643.26739,990
10083.5277.02686,000

出典

ガス使用量を計算する