現場マスター

エア消費量の計算

エアシリンダの内径・ストローク・使用圧力から、空気消費量を求めます。

エアシリンダの空気消費量

シリンダの形

シリンダの形

複動形は、押出しと引込みの両方を空気で動かします。1往復の空気消費量は q = qc1+qp1+qc2+qp2(SMC の技術資料の式(12))です。

単動形は、片側だけを空気で動かし、もう片側はスプリングで動きます。押出し単動形は q = qc1+qp1(式(13))、引込み単動形は q = qc2+qp2(式(14))です。

チューブ内径

シリンダのチューブの内径 D です。押出し側の受圧面積 A1 = π/4 × D² に使います。

ロッド径

ピストンロッドの直径 d です。引込み側の受圧面積 A2 = π/4 × (D² − d²) に使います。

ロッド径はメーカーのカタログで確かめます(例: SMC の理論出力表では、チューブ内径 50 mm の組はロッド径 20 mm)。

ストローク

ピストンが動く長さ L です。

使用圧力

シリンダに送る空気の圧力 P(ゲージ圧)を MPa で入力します。式の (P+0.1)/0.1 の 0.1 は大気圧(MPa)です。

1.0 MPa を超える数は計算しません(SMC の理論出力表の使用圧力は 1.0 MPa まで)。bar の数は 10 で割ると MPa になります(5 bar = 0.5 MPa)。kgf/cm² の数は 0.0980665 を掛けます。

往復回数

1本のシリンダが1分間に何往復するかです(押出し1回と引込み1回で1往復)。小数も入力できます(2分に1往復なら 0.5)。

シリンダの本数

同じ大きさで同じように動くシリンダの本数です。大きさや往復回数が違うシリンダは、それぞれ計算して合計します。

切換弁からの配管

チューブ・鋼管

切換弁(電磁弁など)からシリンダまでの配管の中の空気も、1往復ごとに消費されます(SMC の技術資料の式(10)(11))。

一覧の内径は、SMC の技術資料の表「チューブ、鋼管の内部断面積」の値です。チューブは外径でなく内径で計算します。一覧に無い内径は「内径を入力する」を選びます。

チューブ内径・ロッド径・ストローク・使用圧力を入力すると計算します。

計算の内訳