説明

度分秒の変換(方向角の度・分・秒と小数の度)

方向角を、度・分・秒と小数の度のあいだで変換する方法です。

このアプリで計算する

2点の座標から、点間距離と方向角(度分秒)

度・分・秒

1° は 60′(分)、1′ は 60″(秒)です。1° = 3,600″ で、1 周の 360° は 1,296,000″ です。農林水産省の測量作業規程(第632条・第717条第6項)は、方向角を秒の位(1″)まで表示する決まりです。

小数の度から度分秒へ

tan⁻¹ の計算結果は、小数の度(またはラジアン)で表示されます。度分秒にするには、次の順に計算します。

  1. 度 × 3,600 で秒にし、小数第1位を四捨五入して整数の秒にする
  2. 秒 ÷ 3,600 の整数の部分が「度」
  3. 残りの秒 ÷ 60 の整数の部分が「分」、その残りが「秒」

例: 使い方のページの計算の例の方向角 59.908679° は、× 3,600 = 215,671.246…″ → 215,671″ です。215,671 ÷ 3,600 = 59 余り 3,271、3,271 ÷ 60 = 54 余り 31 なので、59°54′31″ です。

繰り上がりに注意

度・分・秒を1つずつ四捨五入すると、「29°59′60″」のような表示になることがあります。29.9999° は 29° と 59.994′、59′ と 59.64″ なので、秒だけを四捨五入すると 60″ になります。

先に全体を秒にしてから四捨五入すると、107,999.64″ → 108,000″ = 30°00′00″ と、正しく繰り上がります。このアプリは、この順(全体を秒にしてから四捨五入)で計算します。359°59′59.5″ 以上は 360°00′00″ になるので、0°00′00″ と表示します。

度分秒から小数の度へ

度(小数)= 度 + 分 ÷ 60 + 秒 ÷ 3,600

例: 59°54′31″ = 59 + 54 ÷ 60 + 31 ÷ 3,600 = 59.908611° です。1″ 位に丸めた値から戻すので、丸める前の 59.908679° とは約 0.25″ 違います。

ラジアンと度

関数電卓や表計算ソフトの tan⁻¹ は、計算結果をラジアンで表示することがあります。度 = ラジアン × 180 ÷ π です。上の例の方向角は 1.045604 ラジアンで、× 180 ÷ π = 59.908679° です。

出典

このアプリで計算する

2点の座標から、点間距離と方向角(度分秒)